ふるさと納税を活用した節約・家計の見直し① ~朝食編~
こんばんは。
私は東京23区内の駅周辺(会社の最寄り駅まで一本)にて、妻と新築マンション(1LDK)で2人暮らしをしているのですが、会社からの比較的手厚い家賃補助制度等もあって、実質的な家賃負担は5万円以下に抑えられています。
東京の方以外はあまりピンとこないかもしれませんが、東京23区内の賃貸マンションで二人暮らしをしようと思うと、間取り・エリア・築年数・駅徒歩距離等の条件をかなり譲歩していかないと、月5万円程度の水準で借りることは非常に難しいのが実情ですので、今の環境にはすごい恵まれていると感じています。
一方で、家賃では平均よりかなり抑えられているという思い(甘え)から、食費や雑費等の細かい出費は垂れ流し状態で、先般シミュレーションした今後の人生でかかる費用の想定額がかなり膨らんでしまっています。
↓ご参考
今後の人生にかかる費用をシミュレーションをしてみました。 - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
家計へのテコ入れを進めるにあたって、ささやかながら開始してみたふるさと納税を活用した食費の節約についてご紹介させていただきたいと思います。
<朝食費の節約について>
【現状】
私は、家では朝食を取らず、通勤途中のコンビニでパンとお茶を買って会社で朝食をとっています。
理由としては、まず朝が非常に弱いためギリギリまで寝ていたいというニーズが強いことと、かつ非常に繊細な胃腸で、朝ご飯を家で食べると数分後にお腹が痛くなってトイレへ駆け込みたくなる恐れがあるため(=通勤前に予期せぬバトルタイムが発生して遅刻する恐れがあるため)です。
ですので、現状は会社の最寄り駅→勤務地までのコンビニでパンとお茶を購入しており、約250~300円の出費を毎日計上しています。つまり、1ヵ月で20営業日とすると5000~6000円、年間でみると60000~72000円も朝食代に使っていることになります。恐ろしい・・。
【節約パターン】
ふるさと納税は、国産牛や北海道産のイクラ、ウナギ、フルーツなど、色んな地域の魅力的な特産品がおトクにもらえることが有名な制度ですが、個人的には、ふるさと納税については、日常生活のなかで使うであろう支出を抑える手段として活用する(どうせ買う物を納税で貰う)ことで、家計見直しの一助となると考えています。
具体的には、私の場合、毎日コンビニという比較的コスパの悪い方法で購入しているお茶について、ふるさと納税でお礼の品として「綾鷹」をもらうことによってかなり実用的で重宝しています。
↓ふるさと納税について、お金を払うのではなく貰いながら特産品ももらう方法についてはこちらもご参考ください
たった2つのステップでふるさと納税がさらにお得になる方法【自己負担がなくなります】 - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
こちらは、納税額5000円で綾鷹24本のケースがお礼の品としてもらえるのですが、実際24本入りのケース購入の価格は2500円程度となっています。
そもそもケース買いすればまだマシなのですが、私はコンビニで約130円で毎日綾鷹を購入していましたので、一か月で2600円程度使っていたことになるのですが、ふるさと納税で届いた綾鷹を毎日家から会社まで持参することによって、この分の出費を節約しています。
また、ふるさと納税といえば「お米」も非常に魅力的な返礼品かと思います。新潟県の魚沼産コシヒカリや山形産のはえぬきなど、魅力的なお米の返礼品は数多くそろっております。
私は毎月5kgずつ定期便で送られてくる無洗米のヒノヒカリというお米をふるさと納税でもらっており、毎日コンビニでパンを購入するのではなく、返礼品でもらったコメをおにぎりにすることによって、この分も節約しています。
少し手間ではありますが、夜ご飯の時に多めに炊いておいてラップにくるむだけですので、そこまで大きな負担にはなりません。
ふるさと納税を活用して、お茶とおにぎりの持参を地道に繰り返すことによって、月5~6000円を従前より抑えることに成功しています。
<まとめ>
いかがでしたでしょうか。
非常に地味な積み重ねにはなりますが、サラリーマンとして収入がある程度一定である以上、細かい出費を日々抑えていかなければ、貯金を伸ばしていくことは難しいかと思います。
習慣になるまでは少し手間に感じたり、面倒に思えてしまうことがあるかと思いますが、日常のなかで、まずはどのような支出をしているのかを一覧化してみて、自分の気持ちや行動次第で変えられそうなところから手をつけるのがいいのかな、と思いました。
他にも、見直し可能な固定費が多くあるので、これを機にどんどんテコ入れをしていきたいと思います。
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【Vitality】健康増進型保険デビュー(プレスリリース)
昨日(H30.7.17)、住友生命は新商品発表イベント「Vitality Day」を開催し、健康増進型保険として発売を予定している予定しているバイタリティの詳細情報をリリースいたしました。実際の商品発売日はH30.7.24~のようで、日経新聞等の全国紙をはじめとして多くの紙面で取り扱われているようですが、基本的な仕組み・特典等の概要をまとめたいと思います。
1.Vitalityの仕組み
Vitalityは日々の健康増進活動を応援する保険商品であり、健康への各種取組をポイント化し、そのポイントに応じて保険料を割り引く仕組みとなっております。
なお、販売中の保険商品によってVitalityの仕組みをつけることができるかどうか決まっており(取扱いのない商品もある)、VitalityをつけるとVitality使用料として定額864円がかかる一方、初年度から保険料が▲15%でスタートする模様です。
つまり、保険料が5,760円以上の場合はVitality使用料864円を払ったとしても、保険料の割引分(5,760円×0.15 = 864円)を考慮すると、少なくとも初年度に損することはないということになります。
なお、健康増進への取組みに応じたステータスは次のとおり区分され、各ステータスに応じて1年あたりの保険料増減率が【】内のとおり規定されています。
・ゴールド会員【-2%】
・シルバー会員【-1%】
・ブロンズ会員【± 0%】
・ブルー会員【+2%】
毎年会員ステータスに応じて保険料が変動していき、推移のイメージは以下の通りとなります。
ちなみに、最大で保険料は30%割引までとなります。要するに、最初の8年程度は健康への取り組みを頑張り、その後は現状維持のブロンズ会員で継続したとしても、最大の割引を享受し続けられるということになります。
2.各ステータスまでの活動イメージ
各ステータスに達するまでに必要となる健康増進への取り組みのポイントは以下の通りと決められています。
・ゴールド会員【24000pt〜】
・シルバー会員【20000pt〜】
・ブロンズ会員【12000pt〜】
・ブルー会員【0pt〜】
ではどの程度の取り組みでどの程度ポイントが与えられるかというと、健康診断結果を提出するだけで10000pt付与されるのです。
また、年に一度、ライフスタイルや心のチェック、食生活のチェックに関する質問に回答することで750ptずつ付与されますので、検診書提出とアンケート回答だけでブロンズ会員に到達できることとなります。
ただし、それ以上のステータスを目指すとなると、その他の取り組みとして歩行などが必要となり、一定期間中の歩数に応じて以下の通りポイントが付与されます。
平均8000歩以上→4000pt
平均10000歩以上→8000pt
平均12000歩以上→12000pt
なお、歩数の他にも所定の運動に取り組むことによって得られるポイントもあるとのことです。
3.特典(リワード)について
Vitalityに加入することでホテルズドットコムでの宿泊料が最大40%割引されたり、アディダスでの対象商品の販売価格が30%割引されたり、フィットネスジムを特別価格することができたり、一週間ごとに歩数などの活動目標を達成することでスタバのコーヒーやローソンのスムージーが無料で受け取ることができるといった特典(リワード)があります。
保険料が安くなる仕組みのほか、健康増進に寄与するための関連支出を抑えることができ、従前からこうした費用を支出している人にとっては、家計トータルで見た時の支出をさらに抑えることができるため、大きなメリットを享受できると言えます。
↓詳細は住友生命のHPで確認できます。
各種割引等の特典(リワード) | 未来を変えていく、健康増進型保険 住友生命 「Vitality」 | 住友生命
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
これまでは、万一の時に備えておく、といった保守的・受動的だった保険から、健康を勝ち取るための保険という能動的なものに商品性がシフトしたんだなぁということを考えさせられました。
また、様々な企業と提携することによって、保険商品だけで価格勝負をするのではなく、日常生活のなかで、特に健康にかかわる他の支出を抑えることができるようになるといった点は、従前の保険には無い発想ではないかと感じました。
健康増進型保険については、住友生命のほか明治安田生命でも今後販売を予定されており、今回のリリースに端を発し、保険業界においても注目度が高まっていると言えますので、引き続き各社の動向等を注視していきたいと思います。
この記事をお読みになった方が、今後のご自身の保険を見直すあるいは加入検討するうえで、少しでも有益であると感じていただければうれしいです。
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無料のブライダルフェアに参加して4万マイル獲得する方法【往復ハワイ特典航空券分】
この間、沖縄で挙式(台風直撃)してきたのですが、沖縄に決める前までは、嫁の実家が東京かつ夫婦で東京在住であったことから、東京での挙式についても検討の遡上に上がっておりました。
色んな式場を検討する中で、東京でいくつかの無料ブライダルフェアに参加したのですが、このフェア参加によって、無料の試食等を楽しみながら、かつ大量のマイル(ポイント)を獲得する方法についてご紹介したいと思います。
1.ブライダルフェアとは
ブライダルフェアというのは、結婚式を挙げるまでに、披露宴の料理を試食したり、チャペルや披露宴会場の雰囲気・アルバムやドレスなどを事前に確認できるサービスのことです。
有料のものもありますが、無料のブライダルフェアだけでも選びきれないほど多くの種類があり、中には無料でフルコース(ホテルモントレ銀座等)を試食できるものまであります。※ちなみに上記画像は銀座シックスに入っているザ・グラン銀座の無料の試食です。
ブライダルフェアとしては「ハナユメ」「ぐるなびウェディング」「楽天ウェディング」といったところから参加することができるのですが、ブライダルフェアに参加するだけで例えば商品券がもらえたり、楽天であれば楽天ポイントがもらえたりと、非常にオトクなサービスとなっています。
カップルが、無料でおいしい試食ができるということで、デートの一環で訪れることも実際には多いようです。
実際にブライダルフェアに参加した際には、フェアの種類にもよりますが、20代と思われるカップルから40代と思われるカップルまで、幅広い年齢層の方がいました。
(ちなみに主観でしかありませんが、熟年夫婦のような二人で、試食を食べるために来ているのでは?本当に結婚式するの?という疑わしい人たちもいました笑。ただ、それでも普通にフェアに参加できてしまいます。)
↓丸ビルのレストランウェディング「モナリザ」
実際に眺めてみると、丸ビル上層階から見える東京の景色はすごい綺麗でした。
↓ザ・グラン銀座
雰囲気もよく、冒頭の写真の料理は、無料と信じられないくらいおいしかったです。
2.大量のマイルを獲得する方法
【ステップ1】ポイントの獲得
私の場合は、楽天ウェディングを通じてブライダルフェアに参加しましたが、ただ楽天ウェディングから参加するのではなく、ポイントサイト「ハピタス」を通じて楽天ウェディングのフェアに参加することによって、楽天ポイントのほか、大量のハピタスポイントを獲得することができました。
例えば、東京にある「ホテルモントレ銀座(無料フルコース試食付)」に参加した際には、ハピタスで8000ポイント※1、楽天で3000ポイント※2を獲得し、合計11000ポイント(11,000円相当)を獲得することができました。
※1 ポイントは現在、通常1000ptが8000ptにアップ中です。
※2 フェアによって0~3000ポイントと様々です。
ポイント獲得までの大まかな手順は以下のとおりです。
<手順>
①以下のリンクからポイントサイト「ハピタス」へ登録します。
②そのままハピタスにログインし「楽天ウェディング」を検索します。
③検索で出てきた楽天ウェディングにアクセスします(「ポイントを貯める」からアクセス)。
④楽天ウェディングのサイト内からキャンペーンへ参加し、式場を検索・申込みします。
⑤実際にブライダルフェアに参加し、無料サービスを受ける。
※フェア参加後、1~2か月程度でポイントが付与されます。
【ステップ2】ハピタスポイントをマイルへ交換
無料で試食までできて、大量のポイントを貰えるだけでも既に十分なのですが、旅行好きの方はマイルに変換することで、さらなるメリットを享受できます。
具体的には以下の手順でハピタスのポイントを返還して、最終的にANAマイルにしていきます。少し手間ですが、この手順を踏むことで、ハピタスポイントの81%をマイルに変換できるのです。
<手順>
①ポイント交換サイトPeXへ登録し、ハピタスポイントをPeXのポイントに変換。
②Vpass(ブイパス)へ登録し、PeX→ワールドプレゼントポイントに変換。
③Gポイントに登録し、ワールドプレゼント→Gポイントに変換。
④LINEへ登録、Gポイント→ラインポイントに変換します。
⑤ソラチカカードを発行し、ラインポイント→ソラチカカードのポイント→ANAマイルへ交換。
これにより、獲得したハピタスの8000ポイントは6480ANAマイル(81%)に変換できるのです。
【ステップ3】楽天ポイントをマイルへ交換
これは簡単です。楽天ポイントは楽天のサイトから2ポイントにつき1マイルで変換できますので、3000ポイントは1500ANAマイルに変換できます。
つまり、ハピタスと楽天のポイントを使って、1回ブライダルフェアに参加するだけで、約8000マイルも獲得できるということになります。
なお、楽天ウェディングのキャンペーンは1カップルにつき5回までと決まっていますので、上記の方法を使って獲得できるマイルは約4万マイルまでとなります。フェアでいろんな式場を見て試食などを楽しみながら、ハワイ往復の特典航空券とほぼ同等のマイルを獲得できる、という点は非常に魅力的ではないでしょうか。
3.ブライダル会社の営業について
実際にブライダルフェアに参加してみて非常によく思いますが、先方ブライダル会社はブライダルフェア参加当日に申込みをもらおうと必死に営業をかけてくるところが多いです。
「今日中に申し込んでいただいたら、60万円のお値引きをいたします」などと大胆な割引を持ちかけくるのですが、基本的には『色んな式場を見て、納得したうえで決断したい』『家族ともよく相談して決めたい』といった理由で断ることも全然可能ですのでご安心いただければと思います。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
結婚式は費用も大きくかかるものですので、色んな式場を見たうえで、納得して決断したいという想いが皆さんあると思います。
そんな中で、ブライダルフェアを活用して、ちょっとした工夫をすることで、試食などを楽しみながら、かつ大量のマイルを獲得する方法をご紹介させていただきました。
学生の頃、時給1000円未満でバイトしていたことを考えると、フェアに参加して食事しながら2時間程度で10000円以上ももらえるサービスは、かなり魅力的なのではないでしょうか。ぜひ一度試してみてください。
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【財布不要論】現金払いとクレジットカード払いについて ~iDのススメ~
キャッシュレス化が進んできており、大きい買い物の時にクレジットカードを使用するという使用方法に加えて、コンビニやスーパーなどの支払いにおいても交通系ICカード(Suica等)や楽天edy、iD等を使用する方が増えてきているかと思います。
一方でいまだに現金主義の方や、現金払いやクレジット払いについて意識せずになんとなく支払いを済ませている方もいらっしゃるかと思います。
今日は、中でもiDによるクレジット払いを習慣化させることで非常に多くのメリットがあることをご紹介させていただきたいと思います。
1.iDとは
三井住友カードと提携しており、コンビニ等を始めとして利用可能な店舗が爆発的に広がっているキャッシュレスによるクレジット払いのサービスです。こちらを利用することによって、現金を持たずに「おサイフケータイ」だけでコンビニに出かけることが可能となります。
私は、iPhoneのApplePayに「Suica」と「iD(三井住友カード)」を登録しており、以前に、通勤時に財布を忘れたのですが、電車もコンビニの支払いもすべてケータイで完結するため、家に帰ってくるまで財布が無かったことに気づかなかったことがありました。
iDは後払い式の電子マネーのため、最終的にクレジットカードの請求と一緒に支払うことになり、利用額に応じてクレジットカードのポイントを貯めることができます。
多くの電子マネーはプリペイド(前払い式)のため、定期的にチャージをする必要があるということと、万一支払い時に残高不足となってしまった場合にモタモタしてしまうリスクがあります。
一方iDは「後払い式」のためチャージ不要で金額を気にせず、電子マネーが使えます。(クレジットカードの利用限度額の範囲で使えます)
また、iDはクレジットカードとの結びつきが深いため、「クレジットカードの紛失・盗難補償」が受けられます。例えば、もし不正利用の被害にあっても、不正な利用が起こる前までさかのぼって、被害額を補償してくれます。
<利用可能店舗イメージ>
※iDでの一回での支払い可能金額には店舗ごとに一定の上限が設定されているようなのですが、1万円以下の支払いではほとんどの場合、対象店舗においてはスムーズに手続きが可能です。
2.時間的・経済的メリット
<時間的メリット>
私の場合ですと、主にコンビニでの支払い時にiDを利用することが多いです。みなさんは、コンビニ等でレジに非常に多くの人が並んでいる際に、小銭をジャラジャラと探してモタモタしている人にイラっとしたことはありませんか?
キャッシュレスでの支払いのメリットの1つとして、そういった準備が一切不要であるため、支払い時の決済スピードがあがることが挙げられるとおもいます。
また前述のとおり、iDによる支払いは事前チャージが不要ですので、クレジットの上限を高めに設定しておけば、何のストレスもなくコンビニでの支払い時にスムーズに決済ができます。
<経済的メリット>
私は毎月コンビニだけでも2万円程度の出費があり、これを現金払いではなくクレジット払いにすることで、少なからずポイントの恩恵を受けています。
クレジットカードの種類によっても当然付与されるポイントは異なってきますが、2万円の支払いに対してワールドポイントが20ポイント付与(100円相当)されますので、年間でみると1200円違ってきます。
他にも、日常生活における様々な出費(外食費・光熱水費・ネット代等々)をクレジット払いで済ませるようにし、仮に現金からクレジット払いへ切り替えた費用が20万円/月だとすると、毎月200ポイント、年間では2400ポイント(12000円)変わってきますので、バカになりません。
これが、現金→クレジットへの切り替えにあたって色んな手間がかかるのであればそれほど大きなメリットではないのかもしれませんが、煩わしいことは何もなく、意識と習慣を変えるだけで享受できるメリットであるという点が非常に大きいポイントかと思います。
後払い式電子マネーのデメリットをあえてあげるとすれば、電子決済によってお金を使っている感覚があまりないことによる「使いすぎリスク」といった程度かと思います。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
日常生活のなかで、意識と習慣を変えるだけで、より日常生活が豊かになるというところは、魅力的であるといえるのではないでしょうか。
これからはキャッシュレスがより浸透して、対象店舗がより拡大されたり、キャッシュレスが使えないなんてありえない、といった時代がくるかもしれません。
もっと言えば、カードや携帯すらいらず、各人を識別するセンサーのようなもので手ぶらで買い物ができる時代が来る可能性もあると思います。
より便利になる世の中で、古いやり方にとらわれずにしっかりと時代の流れについていきたいと思った今日この頃です。
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スーパーフライヤーズカード(SFC)の価値を数値化してみる。【取得費用と経済メリット】
飛行機を使って定期的に旅行する人や仕事の都合で飛行機を使った出張などが定期的にある人は一定程度いらっしゃるかと思います。
毎回の旅行を格別にお得・便利なものにしてくれる“スーパーフライヤーズカード(通称:SFC)”について、その魅力や取得方法、カードを作ることによる経済メリットなどをご紹介させていただきたいと思います。
1.スーパーフライヤーズカード(SFC)とは?
スーパーフライヤーズカードというのは、航空会社であるANAの上級会員(飛行機に乗りまくった人)が申込むことができるクレジットカードの一種です。
ANAでマイレージクラブ会員に登録すると、飛行機に乗れば乗るほどマイルがたまっていくのはご存知かもしれませんが、マイルのほか、プレミアムポイント(PP)というものが実は蓄積されています。
このPPは金銭に変えたり、ポイントを使ってどうこうという性質のものではなく、このPP数に応じて、以下のようにランクが区分されるものです。
そしてスーパーフライヤーズカードを作成する資格があるのはプラチナ会員以上と決まっています。
30,000PP~ ブロンズ会員
50,000PP~ プラチナ会員【SFC】
100,000PP~ ダイアモンド会員【SFC】
では、どの程度のフライトでどの程度PPが貯まるのか?というところですが、羽田⇒那覇のプレミアムクラス(シートが広くて高額なやつ)に搭乗した場合、往復でもらえるプレミアムポイントは約6700です。つまり5万PPに到達するためには、約8往復が必要な計算になります。これは何も工夫をしないと、航空券代で80万円ほどかかるという計算になります。(工夫によっては50万円程度あるいはそれ以下に抑えられます)
時間的にも金銭的にも作成が大変なSFCですが、作成することによるメリットは以下の通りとなっています。そして、長期的に損得計算をすると、時間とお金を掛けて作成してでも得することが分かります。詳細は後述します。
<SFCの主なメリット>
①特典航空券の優先予約
マイルを使って予約できる特典航空券ですが、SFC会員は一般会員より数時間早く予約が可能となりますので、希望の日程をいち早く抑えることができます。
制度がまた、SFC会員に解放されている枠の数が違う模様です。羽田-ホノルル路線はANA国際線で特典航空券が最も取りにくいですが、一般ではビジネスクラスは2席か解放していないと聞きますが、SFC会員だと4席解放されているようです。
②ANAラウンジの利用
例えば国際線では、ビールやソフトドリンクが飲み放題でおつまみなどの軽食もあり、非常にゆったり過ごすことができます。国際線では早めに空港についてからの待ち時間も長いですが、ラウンジを利用することにより優雅に過ごすことができます。
また、ラウンジ内にはシャワーもありますので、フライト前にさっぱりすることで、到着までリラックスして機内で過ごすことができる点も魅力的です。
③搭乗ゲートの優先チェックイン、手荷物の優先受け取り、専用保安検査場
離陸前に、保安検査場の長蛇の列に並んだことはありませんか?SFCでは、専用保安検査場を通過することができ、また搭乗ゲートでも優先案内がありますので、待ち時間なくスイスイ進むことができます。到着後、手荷物がなかなか出てこなく待ちぼうけることが多いかと思うますが、手荷物優先受け取りにより一般会員より早く次の行動に移せます。
④アップグレードポイントの付与
SFC会員になると、ANAプレミアムメンバーとしてPPに応じてアップグレードポイントというものをもらえます。ポイントの種類が色々とありますが、非常にお得なものですので、是非おさえていただければと思います。
国内線 普通席 → プレミアムクラス 4ポイント
国際線 エコノミー → ビジネス 10ポイント
ANA SKYコインに交換 → 1ポイント=1000SKYコイン(1000円)
つまり、毎年一度でも飛行機に乗る人は、4000円分のポイントをもらえ、活用方法によってはそれ以上の価値が与えられるのです。
⑤家族カードの発行
個人的にはこれがかなり魅力に感じています。
本人カードがSFCになると、SFC家族カードを発行可能です。つまり、家族はPPうんぬんという世界を介さず、一気にSFC会員になれるのです。カード1枚につき、ANAラウンジは2名が入れますので、本会員と家族カードの2枚があれば4人で入ることができます。
私の親は北陸在住なのですが、兄夫婦が住む札幌に定期的に飛行機で行っていますので、その際にラウンジでビールを飲んでくつろいでもらったり、ストレスフリーな環境での旅行を可能にする家族カードをプレゼントしたいと考えています。
2.スーパーフライヤーズカードの取得方法
SFCを取得するためにはとにかく飛行機に乗りまくる必要があるのですが、日程や行き先、早割りかどうかなどによってかかる費用は大きく変わってきます。
1つの目安として、50,000PPを50万円で取得できたら、優秀とされているようで、1PPあたり10円(PP単価といいます。)というのが目標になってくると言われています。
例えば成田→沖縄(那覇)の旅割75では、7500円程度で1500PPを稼げるものがあり、PP単価としては5円になります。全てこういった便で済ませるというのは困難ですが、全体のなかでPP単価が低いものを一部活用していくことによって、PP単価を下げることができるのです。
ちなみに、このプレミアムポイント(PP)はマイルを使って取る特典航空券でのフライト時にはもらえません。ただし、マイルをスカイコインに変換し、スカイコインで購入した航空券にはPPが付与されます。
そのため、いかに「費用を安く抑えて」SFCを作成するかについて、王道の手順としては以下のマイルを活用したものとなります。
①マイルを貯める
②マイルをANA SKY コインに交換する
③ANA SKY コインで航空券を購入する
マイルを爆発的にためていく方法については↓を参照ください。低コストでマイル→ANA SKY コインを利用して持ち出しを少なくしてSFC会員を目指したいという方にとって、陸マイラーとしての活動は必須スキームとなります。
陸マイラーについて - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
3.取得費用と特典の比較【経済合理性】
年に一回夫婦で海外旅行(ハワイ)に行くとする前提で、今後50年間で受けられるメリットをお金に換算してみました。
SFCには年会費約1.1万円と取得費用(目標となる50万円で設定。マイル等を活用してもっと抑えることも可能。)がかかるのですが、お金に換算した部分だけでもそれを上回る経済メリットがあることが見て取れます。
なお、実際には旅行のほかに出張で飛行機を使う場合や、年に2回以上飛行機で旅行する場合もあるかと思いますし、その場合は乗れば乗るほどメリットをたくさん享受できることが分かります。
SFC会員になるのが早ければ早いほど、メリットは大きくなります。また今後、グローバル化でますます海外を飛び回る人が増える時代が来るかもしれませんし、そんな中でお子さんに家族カードを作って上げられれば喜ばれるかもしれませんね。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。飛行機が死ぬほど嫌いという方にとっては、どうでもいい事このうえ無い記事だったかもしれませんが、今後も飛行機に乗る機会があるかたにとっては経済合理性の観点からも検討の余地があるのではないでしょうか。
人生を有意義に生きていくためのツールとして、この機会にぜひ取得を目指されてはいかがかと思う今日この頃です。
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今後の人生にかかる費用をシミュレーションをしてみました。
30歳になり、結婚というライフイベントを迎えたことにより、今後の人生をどのように過ごしていくかを考える機会が増えました。
今後定年となる年齢は伸びていくかと思いますが、とりあえず今後30年間の人生について、今の会社の給料や現行の生活水準を前提として、老後に向けてかかる費用のシミュレーションを検討してみました。
◇家族構成
・現状 夫:30歳、妻:25歳 子なし
・将来 夫:60歳、妻:55歳 子1:28歳 子2:25歳
◆今後30年でかかる費用累計(かなり贅沢Ver)
①生活費:11,600万円
→月30万円強を計上(絶賛浪費中の現状生活費+αです)
②居住費:5,750万円
→子どもができたら17万円/月程度の物件を借りる予定
③保険料:585万円
→こどもができたら保険を見直す予定(健康増進型保険)
④教育費:2,300万円
→1人あたり1000万円+α
⑤旅行費:2,650万円
→年に一度は家族みんなでハワイ等に行きたい
⑥結婚祝:400万円
→200万円/人
合 計:23,285万円
◆老後30年(60~90歳)でかかる費用
ゆとりある老後:12,600万円(35万円/月※×12ヵ月×30年間)
※生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査」より
つまり、現状の緩い財布の紐のまま、外食しまくりの旅行いきまくりの生活を継続し、かつゆとりある老後を求めようと思ったら、大概算ですが生涯で約3億6000万円もの費用がかかることが分かりました。
共働きによって、時間的な余裕がないことや社会へ立ち向かうためのストレス発散費用として外食費や旅行代・娯楽費などがどうしても嵩んでしまっていることが主な要因です。
一方で、共働きを60歳まで継続した場合の将来受給可能な年金額としては、あくまでも現行の年金制度や給与体系が継続する前提ですが、夫婦合算して400万円/年が見込まれます。
仮に90歳時点で死亡すると、65歳以降の25年間で1億円の年金を受給可能となりますので、やはりサラリーマンとして勤めあげることによる厚生年金保険の受給、これによる老後への安心感は非常に強いです。
↓年金の試算はこちらもご参考ください
公的年金はいくらぐらい貰えるのか?【サラリーマン・自営業者・専業主婦(主夫)】 - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
個人的には、今のサラリーマン生活は山あり谷ありではあるものの、基本的には周りの人や環境には大変恵まれていると感じています。一方で、私の会社は所謂転勤族で定期的に人事異動が発生するため、おそらく今後厳しい環境に身を置く期間もあることと思います。(今となっては良い思い出ですが、入社1年目はパワハラ上司に仕えており、毎日タバコの煙を浴びせられながら1時間説教される日々でした笑)
老齢厚生年金を多く受給するためには勤続年数が長いことが非常に重要となりますが、1度しかない人生ですので、今の会社で働く意義を見出せなくなった時に、将来もらえる年金が減ってしまうから、、、という理由で働くというのは選択しえないと思っています。
家族の大黒柱として、家族の人生で生涯必要となるお金についてはしっかりと責任を負いながら、稼ぐための手段については代替案を常に模索しつつ、人生に色んな選択肢を持たせていきたいと感じる今日この頃でした。
とりとめもない内容になってしまいましたが、この記事をお読みになった方が、少しでもライフプランを考えるうえで参考になればうれしいです。
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【確定拠出年金】4つのルールを知っておくだけで、お金を増やせる
以前より、本ブログでも確定拠出年金の魅力についてはご紹介させていただいてきましたが、いざ確定拠出年金を始めようとすると、どのように進めていいのか迷ってしまうこともあろうかと思います。
iDeCo:確定拠出年金(401k)のメリットとデメリット - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
↓<ご参考>企業型確定拠出年金について
よく分からないまま「企業型確定拠出年金」の手続きをした方へ - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
投資・資産運用というと難しいイメージがありますが、4つのルールを守るだけで、儲ける確率は格段に高くなります。※なお、確定拠出年金は所得控除による節税効果がありますので、仮に運用がうまくいかなかったとしても節税分を加味するとプラスになることがあります。
1.【ルール1、2】長期運用、投資対象の分散
1980年から、日本株・日本債権・外国株・外国債券という代表的な4つの資産に25%ずつ、毎月2万円を積み立て投資していった結果を円換算すると、2015年末までの36年間の累計投資額は約864万円なのに対し、資産は2759万円と約3.2倍になるというシミュレーション結果があります。
拠出した掛金に対する利回り換算では年率5.6%という水準となっています。
確定拠出年金は大半の企業がこうした4資産で運用できる投資信託や、1本購入するとこうした対象に分散投資ができるバランス型の投信を商品ラインナップに入れています。
どの運用商品が上がるかを予想せずとも、長い期間をかけて積み立てていくことにより、このような成果を得られたことになるのです。
◆たまたま運用時期がよかっただけなのでは?
という疑問も出ると思いますが、当然ながら運用開始時期により運用実績は変わってきます。例えばバブル崩壊後の1990年から同じ方式で計算すると、資産額は累計投資額の約2倍強となります。
先ほどの試算よりも運用実績は劣ることとなりますが、それでも年間の運用利回りは5.1%という水準です。
長期的な運用を行うことにより、経済成長という大きな流れにお金を投じていくことが可能なのです。また長期的な運用にあたっては、リスクを抑えながら着実なリターンを積み重ねていくことが肝要です。
そこで、値動きの異なる商品に分けて投資することで、リスクを分散することによって、資産全体のリスクを軽減することができ、安定したリターンを得られる可能性が高くなります。
2.【ルール3】買う時期の分散
株や債券の投資では、価格が上下しながら緩やかに長期的に価値が増えていくということが見込まれます。買う時期が集中した場合には、短期目線で下落局面と重なってしまった場合には、含み損となるリスクが高くなります。
一方で買う時期を分散することにより、下落局面では取得単価を引き下げる効果がありますので、長期的にみるとリスクを低減することが可能なのです。
3.【ルール4】低コスト
老後に向けた資産形成においては、時間が長いだけに、選んだ商品にかかるコストが運用成績に大きな影響を及ぼします。投資信託については、保有している期間について、毎日一定の手数料(=運用管理費用)を差し引かれるのです。
では確定拠出年金ではどうかというと、同じ投資信託であっても確定拠出年金向けに信託報酬を低くしていることがよくあります。
つまり、確定拠出年金は、商品のコストが低いという点でも普通に投資するよりも有利な環境なのです。投資信託の報酬で2%近いものがある一方で、確定拠出年金だと0.5%未満に抑えるような品ぞろえをしているケースもあります。
◆毎年3%で毎月2万円を35年運用(総投資840万円)した場合でそれぞれ見ると、
①信託報酬が2%の場合
→35年後:1005万円
②信託報酬が0.5%の場合
→35年後:1340万円
と大きな違いが生まれます。短期的に見ると数%のコストの違いと思われるかもしれませんが、長期的にみると運用成果に大きい影響を持つファクターとなりますので、軽視することはできません。
なお、商品によって信託報酬が0.25%というかなり低廉な水準で投資可能なラインナップをそろえる企業もあります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
確定拠出年金の制度は魅力的であることを理解しているものの、資産運用というとどうしても抵抗があったり、どのように投資対象を選んでいいのか分からないということも多いかと思います。
ですが、ご紹介させていただいた4つのルール、①長期運用②投資対象の分散③時期の分散④低コストを守るだけで、リスクを低くコントロールしながら老後資金を形成していくことができます。
確定拠出年金は所得控除による節税効果だけでも魅力的な商品なのですが、せっかくですので、老後に向けてより効率的に資産形成を行っていきたいものです。
何を基準に考えたらいいのか検討がつかない、といった方は是非参考にしていただければと思います。
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