【財布不要論】現金払いとクレジットカード払いについて ~iDのススメ~
キャッシュレス化が進んできており、大きい買い物の時にクレジットカードを使用するという使用方法に加えて、コンビニやスーパーなどの支払いにおいても交通系ICカード(Suica等)や楽天edy、iD等を使用する方が増えてきているかと思います。
一方でいまだに現金主義の方や、現金払いやクレジット払いについて意識せずになんとなく支払いを済ませている方もいらっしゃるかと思います。
今日は、中でもiDによるクレジット払いを習慣化させることで非常に多くのメリットがあることをご紹介させていただきたいと思います。
1.iDとは
三井住友カードと提携しており、コンビニ等を始めとして利用可能な店舗が爆発的に広がっているキャッシュレスによるクレジット払いのサービスです。こちらを利用することによって、現金を持たずに「おサイフケータイ」だけでコンビニに出かけることが可能となります。
私は、iPhoneのApplePayに「Suica」と「iD(三井住友カード)」を登録しており、以前に、通勤時に財布を忘れたのですが、電車もコンビニの支払いもすべてケータイで完結するため、家に帰ってくるまで財布が無かったことに気づかなかったことがありました。
iDは後払い式の電子マネーのため、最終的にクレジットカードの請求と一緒に支払うことになり、利用額に応じてクレジットカードのポイントを貯めることができます。
多くの電子マネーはプリペイド(前払い式)のため、定期的にチャージをする必要があるということと、万一支払い時に残高不足となってしまった場合にモタモタしてしまうリスクがあります。
一方iDは「後払い式」のためチャージ不要で金額を気にせず、電子マネーが使えます。(クレジットカードの利用限度額の範囲で使えます)
また、iDはクレジットカードとの結びつきが深いため、「クレジットカードの紛失・盗難補償」が受けられます。例えば、もし不正利用の被害にあっても、不正な利用が起こる前までさかのぼって、被害額を補償してくれます。
<利用可能店舗イメージ>
※iDでの一回での支払い可能金額には店舗ごとに一定の上限が設定されているようなのですが、1万円以下の支払いではほとんどの場合、対象店舗においてはスムーズに手続きが可能です。
2.時間的・経済的メリット
<時間的メリット>
私の場合ですと、主にコンビニでの支払い時にiDを利用することが多いです。みなさんは、コンビニ等でレジに非常に多くの人が並んでいる際に、小銭をジャラジャラと探してモタモタしている人にイラっとしたことはありませんか?
キャッシュレスでの支払いのメリットの1つとして、そういった準備が一切不要であるため、支払い時の決済スピードがあがることが挙げられるとおもいます。
また前述のとおり、iDによる支払いは事前チャージが不要ですので、クレジットの上限を高めに設定しておけば、何のストレスもなくコンビニでの支払い時にスムーズに決済ができます。
<経済的メリット>
私は毎月コンビニだけでも2万円程度の出費があり、これを現金払いではなくクレジット払いにすることで、少なからずポイントの恩恵を受けています。
クレジットカードの種類によっても当然付与されるポイントは異なってきますが、2万円の支払いに対してワールドポイントが20ポイント付与(100円相当)されますので、年間でみると1200円違ってきます。
他にも、日常生活における様々な出費(外食費・光熱水費・ネット代等々)をクレジット払いで済ませるようにし、仮に現金からクレジット払いへ切り替えた費用が20万円/月だとすると、毎月200ポイント、年間では2400ポイント(12000円)変わってきますので、バカになりません。
これが、現金→クレジットへの切り替えにあたって色んな手間がかかるのであればそれほど大きなメリットではないのかもしれませんが、煩わしいことは何もなく、意識と習慣を変えるだけで享受できるメリットであるという点が非常に大きいポイントかと思います。
後払い式電子マネーのデメリットをあえてあげるとすれば、電子決済によってお金を使っている感覚があまりないことによる「使いすぎリスク」といった程度かと思います。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
日常生活のなかで、意識と習慣を変えるだけで、より日常生活が豊かになるというところは、魅力的であるといえるのではないでしょうか。
これからはキャッシュレスがより浸透して、対象店舗がより拡大されたり、キャッシュレスが使えないなんてありえない、といった時代がくるかもしれません。
もっと言えば、カードや携帯すらいらず、各人を識別するセンサーのようなもので手ぶらで買い物ができる時代が来る可能性もあると思います。
より便利になる世の中で、古いやり方にとらわれずにしっかりと時代の流れについていきたいと思った今日この頃です。
この記事をお読みになった方が、少しでも有益であると感じていただければうれしいです。
以上
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