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【Vitality】健康増進型保険デビュー(プレスリリース)

 昨日(H30.7.17)、住友生命は新商品発表イベント「Vitality Day」を開催し、健康増進型保険として発売を予定している予定しているバイタリティの詳細情報をリリースいたしました。実際の商品発売日はH30.7.24~のようで、日経新聞等の全国紙をはじめとして多くの紙面で取り扱われているようですが、基本的な仕組み・特典等の概要をまとめたいと思います。

1.Vitalityの仕組み

Vitalityは日々の健康増進活動を応援する保険商品であり、健康への各種取組をポイント化し、そのポイントに応じて保険料を割り引く仕組みとなっております。

なお、販売中の保険商品によってVitalityの仕組みをつけることができるかどうか決まっており(取扱いのない商品もある)、VitalityをつけるとVitality使用料として定額864円がかかる一方、初年度から保険料が▲15%でスタートする模様です。

つまり、保険料が5,760円以上の場合はVitality使用料864円を払ったとしても、保険料の割引分(5,760円×0.15 = 864円)を考慮すると、少なくとも初年度に損することはないということになります。

なお、健康増進への取組みに応じたステータスは次のとおり区分され、各ステータスに応じて1年あたりの保険料増減率が【】内のとおり規定されています。

・ゴールド会員【-2%】

・シルバー会員【-1%】

・ブロンズ会員【± 0%】

・ブルー会員【+2%】

毎年会員ステータスに応じて保険料が変動していき、推移のイメージは以下の通りとなります。

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ちなみに、最大で保険料は30%割引までとなります。要するに、最初の8年程度は健康への取り組みを頑張り、その後は現状維持のブロンズ会員で継続したとしても、最大の割引を享受し続けられるということになります。

2.各ステータスまでの活動イメージ

各ステータスに達するまでに必要となる健康増進への取り組みのポイントは以下の通りと決められています。

・ゴールド会員【24000pt〜】
・シルバー会員【20000pt〜】
・ブロンズ会員【12000pt〜】
・ブルー会員【0pt〜】

ではどの程度の取り組みでどの程度ポイントが与えられるかというと、健康診断結果を提出するだけで10000pt付与されるのです。

また、年に一度、ライフスタイルや心のチェック、食生活のチェックに関する質問に回答することで750ptずつ付与されますので、検診書提出とアンケート回答だけでブロンズ会員に到達できることとなります。

ただし、それ以上のステータスを目指すとなると、その他の取り組みとして歩行などが必要となり、一定期間中の歩数に応じて以下の通りポイントが付与されます。

平均8000歩以上→4000pt

平均10000歩以上→8000pt

平均12000歩以上→12000pt

なお、歩数の他にも所定の運動に取り組むことによって得られるポイントもあるとのことです。

3.特典(リワード)について

Vitalityに加入することでホテルズドットコムでの宿泊料が最大40%割引されたり、アディダスでの対象商品の販売価格が30%割引されたり、フィットネスジムを特別価格することができたり、一週間ごとに歩数などの活動目標を達成することでスタバのコーヒーやローソンのスムージーが無料で受け取ることができるといった特典(リワード)があります。

保険料が安くなる仕組みのほか、健康増進に寄与するための関連支出を抑えることができ、従前からこうした費用を支出している人にとっては、家計トータルで見た時の支出をさらに抑えることができるため、大きなメリットを享受できると言えます。

↓詳細は住友生命のHPで確認できます。

各種割引等の特典(リワード) | 未来を変えていく、健康増進型保険 住友生命 「Vitality」 | 住友生命

4.まとめ

 いかがでしたでしょうか。

これまでは、万一の時に備えておく、といった保守的・受動的だった保険から、健康を勝ち取るための保険という能動的なものに商品性がシフトしたんだなぁということを考えさせられました。

また、様々な企業と提携することによって、保険商品だけで価格勝負をするのではなく、日常生活のなかで、特に健康にかかわる他の支出を抑えることができるようになるといった点は、従前の保険には無い発想ではないかと感じました。

健康増進型保険については、住友生命のほか明治安田生命でも今後販売を予定されており、今回のリリースに端を発し、保険業界においても注目度が高まっていると言えますので、引き続き各社の動向等を注視していきたいと思います。

この記事をお読みになった方が、今後のご自身の保険を見直すあるいは加入検討するうえで、少しでも有益であると感じていただければうれしいです。

以上

 

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