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30代の一児の父。ポイントサイトやクレカのポイントをマイルに交換して旅行すること、稼ぐ方法、おすすめホテルや旅行先を発信します。

【ANA】SFC会員は「ダイヤモンド会員」を目指すべきなのか?徹底的に調べてみた。

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2018年にSFC修行※を終え、無事にANA上級会員であるプラチナメンバーになることができました。

※一生涯のANA上級会員の資格を手にするために、ANAの飛行機にたくさん乗ること。

半永久的なANAの上級会員としての権利を手に入れ、先日、さっそく特典航空券で羽田⇔伊丹をフライトした際は、無料で(マイルで)飛行機に乗れて、かつラウンジでビールが飲めた時に、何とも言えない優雅な気持ちになりました。ビールを飲みながらしみじみと「やっぱり修行してよかったな~最高だな~。」と。

SFC修行を終えた人が考えるのは、やはり次なる高みである「ダイヤモンド会員を目指す“ダイヤ修行”」だと思います。

あらためて上級会員(ブロンズ・スーパーフライヤーズ・プラチナ・ダイヤモンド)の違いを比較するとともに、ダイヤモンド会員を目指すべきなのか?というのを考えたいと思います。

1.「ブロンズ」「SFC」「プラチナ」「ダイヤモンド」の比較

あらためて上級会員の特典一覧と、各ステイタスごとの違いを以下のとおり纏めてみました。(こういう表をエクセルで作るの結構好きです)

SFC※1は一度作成してしまえば、そのメリットを半永久的に受け続けられますが、その他は前年度にプレミアムポイント※2を一定数稼ぐ必要があります。

※1 プラチナ会員以上が申込できるクレジットカード。カードを保有していればずっと上級会員。

※2 飛行機に乗ることで付与されるポイント。経済的価値はなく会員区分の判定に使われる。約10円で1プレミアムポイント貯められるというのが一つの目安。

<比較表>


こうしてみると、あらためて飛行機にあまり乗らずともほぼプラチナ会員と同等のSFC会員の魅力の凄さを感じます。

ではダイヤモンド会員は目指す価値があるのか?上記表で黄色網掛けしている、ダイヤモンド会員ならではの主なメリットを見ていきたいと思います。

2.ダイヤモンドステータスのメリットを検証

ダイアモンド会員になるには、飛行機にたくさんなる必要があり、大概算で約100万円が必要となります(人にもよります)。一方で、そのメリットを受けられるのは最大でも2年間ですので、出張族でもない限りは、ダイアモンド会員を継続し続けるのは莫大な時間とお金を要します。

では、そんなダイヤモンド会員になって得られるメリットは何なのか?SFC会員との違いはなにか?私が勝手に選んだ10つのメリットを順に見ていきたいと思います。

①ANAスイートラウンジの利用

ダイヤモンド会員を目指す人にとって、そのモチベーションとなるのはやはり「スイートラウンジ」だと思います。

ANAラウンジの中でも最上級 ANA SUITE LOUNGE国際線は羽田と成田のみで、国内線では羽田、伊丹、那覇など。同行者も一人までOK。

ただ、ANAラウンジでもビールやおつまみが飲めますし、PCが使えるスペースも十分、スマホの充電、WIFIアクセスも快適です。

<国内線:ANAラウンジvsANAスイートラウンジ>

では、羽田空港・国内線の例で、「ANAラウンジ」になくて「ANAスイートラウンジ」にあるものを列挙してみると、

  • エビスビール、ワイン、日本酒などアルコールが豊富
  • おにぎり、クロワッサン、スープなどの軽食もある
  • シャワールームがある
  • 全体的に人が少なめでゆったり

やはり、ANAスイートラウンジの方が魅力的であることに間違いありませんが、何としても取りに行きたいメリットかというと疑問に思えます。

「一回入ってみたい」という程度であれば、ヤフオクとかメルカリとかで5~6千円で出品されているラウンジ利用券で十分かと思います。

②国際線手数料の免除

ダイヤモンドサービスデスクから予約や予約変更を行う際に、手数料が免除となります。具体的には、新規発券手数料(5,400円)や交換発行手数料(2,160円)が免除となります。地味に嬉しいサービスといえます。

③ANA SUITE CHECK INの利用

羽田空港のサービスとなりますが、SFC会員、プラチナ会員がチェックイン・保安検査場通過の際に利用できる「ANA PREMIUM CHECK-IN」というのがありますが、ダイヤモンド会員専用の「ANA SUITE CHECK-IN」というものがあります。

ダイヤの絶対数は、SFC会員やプラチナ会員に比べて多くありませんので、さらなるスムーズな手続きが可能というわけです。

④コンシェルジュサービス

サービス内容は以下のとおりです。普段秘書などに細かいことを任せている偉い人とかはいいのかもしれませんが、私は特に必要性は感じませんでした。

羽田空港・新千歳空港・伊丹空港・那覇空港で国内線ご搭乗の際、また成田空港・羽田空港で国際線ご搭乗の際、ご出発までのひとときを快適にお過ごしいただけるよう、チェックインカウンターやラウンジで、常駐のコンシェルジュスタッフがお迎えし、ご旅行やご出張のサポートをいたします。今後のご旅程のご予約や、ビジネス文書のコピーなど、お気軽にご相談ください。(ANA)

⑤手荷物受け取りの優先

上記は国内線の例ですが、もっとも先に手荷物を受け取ることができます。到着後、次のアクションまでの時間を短縮できます。

今後、SFC修行などで全体の上級会員数がが増えてくると、上級会員のなかでもさらに早く手荷物が受けられるというのはメリットになりえます。

⑥優先搭乗の案内

改札を通る順番は以下のとおりです。

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ANAでは、係員のサポートが必要なお客様を最優先に機内にご案内しており、ダイヤモンド会員はその次の案内となります。

私はギリギリまでラウンジでゆっくりしていたい派ですので、あまり魅力的には感じませんが、「先に機内に入ることで、手荷物を自席近くの棚に収納しやすくなる」というのはメリットだと思います。

⑦マイルの有効期限延長

ダイヤモンド期間中は、本来3年である有効期限が延長され、マイルが失効しなくなります。なお、ダイヤモンドメンバーでなくなった場合には、すべての未使用マイルの有効期限がその時点から36ヵ月後の月末になります。

⑧8つのコースから選べる特典

ダイヤモンドメンバーになると、以下の8つの特典から1つを選択できるそうです。ちなみに以下は2019年度に選択できる特典一覧ということで、年度によって変更の可能性はありますが、これまでは大きくは変わっていません。

無難なのは、使い勝手がよさそうで経済価値が高いスカイコインではないかと思います。

  1. 「 ANA スカイコイン付与」・・・60,000コイン(60,000円分)
  2. 「アップグレードポイント付与」・・・12ポイント
  3. 「ミシュラン星レストラン」・・・日本国内・海外の厳選したレストラン約50店舗の中から、1店舗にペアで招待
  4. 「IHG・ANA・ホテルズグループ宿泊・お食事」・・・IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの宿泊・食事に利用できるクーポン 40,000円分(5,000円×8枚)
  5. 「ビジネス&トラベル・リビング・職人の技」・・・ビジネスや旅行に役立つビジネス&トラベルアイテム、日常を彩るリビングアイテム、職人の技が光る逸品などから1品選べる。
  6. 「ANA SUITE LOUNGE ご利用券コース」・・・ANAスイートラウンジ利用券6枚分(1枚約5~6千円の価値)
  7.  「自然保護」・・・お客様に代わって沖縄・恩納村の海にサンゴの植え付けを行います、とのこと。う~ん。
  8. 「コンシェルジュサービス」・・・会員誌「クラブ・コンシェルジュ」に掲載されている上質なコンシェルジュサービスを電話1本で堪能できる。

 

⑨「ダイヤモンドサービス」メンバー オリジナルネームタグ

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「ダイヤモンドサービス」メンバーは希望すると、記念のネームタグをプレゼントしてもらえます。さりげなくダイヤモンド会員であることを示すことができるツールです。

⑩搭乗時の音

普通会員やブロンズ会員は搭乗券をかざした際に「ピッ」という音なのですが、プラチナ会員・スーパーフライヤーズ会員になると「プロロンッ♪」という音になり、グランドスタッフから「いつもご搭乗ありがとうございます。」と声をかけていただけます。

これがダイヤになるとさらに音が変わり「ファーン♪」という何とも特別感のある音に変わります。

搭乗時の改札を通る音だけは拘りたい、音だけは譲れない、という方はダイヤを目指してもいいかもしれません。

3.ダイヤモンド会員になるために必要なフライト

10万プレミアムポイントを稼ぐためには、SFC会員になるための努力の2倍の努力が必要ということになります。

ダイヤを達成するにはどれくらいのフライトが必要となるか簡単に確認しておきたいと思います。

新幹線と同じくらいの値段で羽田⇔伊丹を往復するヴァリュー1というチケットだと、往復で1,620プレミアムポイント、61往復も必要になります。毎週往復しても、ダイヤモンドには到達できないレベルです。

また、羽田⇔沖縄を安いチケットで往復すると約3,000プレミアムポイントが2万円程度で取れますが、それでも34往復も必要となります。月2回、羽田⇔沖縄を往復しても、ダイヤモンドには到達できないレベルです。

目指すには、相当な覚悟が必要ということがお分かりいただけるかと思います。

4.まとめ・結論

いかがでしたでしょうか。

上級会員の比較から、ダイヤモンド会員特有のメリットなどがお分かりいただけたのではないかと思います。

一方で、ダイヤモンド会員になるためには、莫大なコストと時間を要します。

結論、「たまに行く旅行をより快適にしたい」とか「月1回程度の出張を快適にしたい」といった程度の人であれば、SFC会員で十分なのではないかと思います。

「ANAスイートラウンジに一度でいいから入ってみたい」という方はヤフオクやメルカリなどでラウンジ利用券の購入をおすすめします。

なお、国際線のファーストクラス利用時には、スイートラウンジが使えたり、手荷物サービス優遇されたりという点で、ダイヤモンド会員と似たサービスを受けることができますので、私はマイルをたくさん貯めて、国際線ファーストクラス特典航空券を発券することを目標にがんばっていきたいと思います。

以上

 

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【ハピタス案件】不動産投資の資料請求するだけで約6,000マイル獲得!面談が苦手な方にオススメ。

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今日はポイントサイトの「ハピタス」を通じて不動産投資に関する資料請求をするだけで、ハピタスポイントが7,200ポイント(=5,831ANAマイル相当)もらえる超絶オトク案件をご紹介させていただきます。

よく不動産投資の面談を行うと高額ポイントが付与されるものはありますが、資料請求だけでここまで高額の案件は非常に珍しいです。

本当に資料請求だけで終わるのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますので、今回は実際に私が申込したときの流れや、実際に届いた資料などをご紹介させていただきたいと思います。

こういった超絶オトク案件はいつ無くなってもおかしくありませんので、興味のある方は是非ハピタスからお早めにどうぞ!

1.資料請求で大量ポイント(マイル)がもらえる

この案件は面談する必要はありません。ですが、電話対応は発生します。

やることは、

  • ハピタスから「【Mansion Tech】アプリで始める不動産投資【資料請求】」という案件を検索する。
  • 「ポイントを貯める」というリンクから広告主のサイトにジャンプ。お問い合わせフォームに氏名・住所・電話番号などの必要情報を入力し、無料DVDとパンフレットの請求をする。
  • 広告主である「㈱グローバル・リンク・マネジメント」の担当者から本人確認の電話が入るため対応する。
  • 資料が届いたら、再度担当者から連絡が入るため対応する(感想を伝える)。

これだけです。これだけで7,200ポイント(5,831ANAマイル相当)がもらえますので、ほんと楽勝すぎます。

↓ご参考です。

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ちなみに以下はハピタスに掲載されている、本案件のPR文章です。

【頭金0円から始めるマンション経営】
人生100年時代に向けた長期的な資産形成に、
2020年以降も資産価値が下がりにくい都心でのコンパクトマンション経営

30代サラリーマンがマンションオーナーとして成功した秘訣を収録した、
マンション経営の始め方がわかる無料DVDとパンフレットを無料プレゼント!

 

2.不動産投資面談に抵抗がある方にもオススメ

不動産投資の案件は高額案件が多く魅力的なものが多いのですが、実際に面談をしないとポイントがもらえないものが多いです。

「(実際はそんなことありませんが)面談でしつこく勧誘されるんじゃないだろうか?ヤクザみたいな人が来たりしないだろうか?断れなかったらどうしよう?」

とか抵抗感がある方にとっても、電話対応だけでいい点は魅力的ではないかと思います。

顔さえ見えなければ、強気でモノが言えるという人にもおすすめです。笑

3.ポイント獲得条件・却下条件は必読 

この案件に限らずですが、ポイントサイトの案件を消化する際、ポイント獲得条件とポイント却下条件は必ず熟読する必要があります。

私はいつも、条件画面のスクリーンショットを撮り、万一ポイント獲得条件を満たしているにも関わらず否認された場合に抗議できるよう準備しています笑。

ちなみに今回のケースでは、年収や住居、職業に一定の制約がありますので、ご自身が該当するかどうか十分確認のうえ申込を検討してみてください。

申し込んでからポイント却下されるのだけは避けたいです。

【ポイント獲得条件】
資料請求完了
※ご本人確認・資料受け取り必須
年齢28歳以上53歳以下、個人年収600万以上のかたのみ対象となります。
関東一都六県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)
 お住いの方のみ対象となります(2018/10/18~)
※1世帯1回限り、ご本人のみのお申込みとなります。
※お申込み後、10日以内にお電話での本人確認必須(2018/8/8~)

【ポイント却下条件】
・過去に「グローバル・リンク・マネジメント」の資料請求をされたことがある方
・お申込み者が、資料請求先企業様の既存顧客様である場合
・不備、不正、虚偽、重複(同一世帯もNG)、いたずら、資料未達または返送、電話不通
・年齢が28歳未満の方
・お申込み者ご本人の前年の年収が600万円未満の方
・勤務先が同業他社の場合
不動産投資に興味が無く、ポイント目的と判断された場合
・不動産投資一括比較にて資料請求された方
お申し込みから10日以内にお電話によるご本人確認ができなかった場合
自営業の方は不可となります。
年収が未記入の申込みは不可となります
※お申込みから3ヶ月以上経過した問合わせはポイントについての調査不可となります。

4.実際に申し込んでみた

資料請求だけでこれはアツい!ということで早速申し込みました。

問い合わせフォームから氏名・住所・電話番号等の必要情報を入力して申込をすると、なんと申込から10分程度で本人確認の電話が入りました。

その際に担当者から聞かれた主な内容としては、

  • 本人確認
  • 資料請求に至ったきっかけ
  • 不動産に興味があるか
  • 面談しないか

などです。

ちなみに私は「資産運用の一環でネットで色々検索しているうちに不動産に興味をもったので資料請求してみた。面談もいいのだが、まずはどんな物件を扱っているか確認させていただき、詳細検討に移りたいとなれば面談をお願いしたい。」とお伝えしました。

やはり向こうも商売ですので、何かと面談をセットしたがりますが、もともと面談を約束している訳ではありませんので、無理に面談をする必要はありません。

5.資料&DVD到着

土曜に申込し、火曜には書類が届きました。対応は総じてめちゃくちゃ早いです。

実際に届いた資料は、

  • 「マンション経営の始めかた」(DVD)
  • 事業概要(パンフレット)
  • 「Teacher野中のマンション経営入門」
  • コンサルティングシート
  • 返信用封筒

の5点でした。

↓DVD、パンフ等

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↓コンサルシート

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資料請求は無料ですので、詳細にご興味がある方は申込いただければと思いますが、ポイントは以下のとおりです。

<ポイント>

  • マンション投資の一般的な仕組みが分かるDVD・パンフレットがもらえる。内容は一般的なよくある不動産投資に関するもの。
  • 広告主であるグローバルリンクマネジメントの事業概要がわかる(2005年設立で、主に新築物件を扱うマンションデベロッパー)
  • 扱う物件は駅徒歩10分以内の新築物件が中心(中古も取扱いあり)
  • 詳しく話がしたい人はコンサルティングシートを提出

⇒新築ワンルーム中心とのことですので、「月々のキャッシュフローがマイナスになるものは検討していない」という理由で面談は断ります。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

さすがに資料請求をして、すぐにポイントがもらえるという訳ではなく、多少の電話対応等が発生するものの、面談等を行うことなく7,200ポイントももらえるは非常に魅力的だと思います。

ちなみに、6,000マイルあれば大阪⇔東京の特典航空券が発券できてしまいます。

同じ案件でもポイントが時期によって変動しますが、資料請求でポイントがもらえるという案件は他にも多数あります。

是非ポイント案件をこなしていきたいという方は参考にしてみてください。

 

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【2019年最新】LINEショッピング×ふるさと納税で60%超の還元!6月の法改正前が最後のチャンス。

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LINEショッピングで"ふるなび"を通じてふるさと納税することで、①50%還元の日本旅行ギフトカードに加えて、②11%のLINEポイント、さらに③1%のAmazonギフト券、合計還元率62%という超絶オトクなキャンペーンをご紹介します。

各種メディアで取り上げられているとおり、ふるさと納税は2019年6月に法改正が予定されていて、返礼品の金額が30%を超えるもの・換金性の高い金券類などを扱う自治体は制度から外される予定です。

以下は、総務省が2018年12月に発表した内容です。

総務省は11日、ふるさと納税の過度な「返礼品競争」の是正に向けた見直し案をまとめ、自民党税制調査会の小委員会に示した。寄付額の3割超や地場産品以外の返礼品を送る自治体について、来年6月1日以降の寄付金から制度の対象外とする内容で、地方税法改正案を来年の通常国会に提出する。(毎日新聞より)

 

逆に言いますと、「2019年5月末までの寄付金は制度対象」と読めますので、2019年のふるさと納税は年末に駆け込みでやるのではなく、制度改悪前にやるのが得策です。

以下では、改悪前にふるさと納税を行うにあたり、超絶オトクな方法をご紹介します。

1.驚異の還元率62%を達成する方法

ポイントの還元はLINEポイント、日本旅行ギフトカード、Amazonギフト券を得ることにより驚異の62に達します。

  • LINEのキャンペーンを利用する(11%還元)
  • ふるなびを通じて「和歌山県高野町」などのギフト券を扱う自治体に納税し、日本旅行ギフトカードをもらう(50%還元)
  • 「ふるなび」独自キャンペーンでamazonギフト券をもらう(1%還元)
<手順①>

LINEショッピングのキャンペーンを利用します。

2019/1/20時点では、「LINEポイントパーティー」というキャンペーンを開催していて、LINEが提携しているすべてのショップから、購入金額に応じて最大10%ポイント還元されます。

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上記によりLINEポイントが最大10%還元されることに加えて、ショップの還元1%も加算されますので、LINEポイントだけで11%の還元を受けることができるという訳です。

「ギフト券がもらえるふるさと納税でも、LINEキャンペーンのポイント還元対象?」

と若干疑問でしたが、以下のLINEキャンペーンの注意事項や他のブロガー様の報告を見る限り、問題ないようです。

<キャンペーンの注意事項>
・個人情報の取り扱いに関しては、弊社のプライバシーポリシーに準じます。
対象者には2019年3月下旬頃までにポイント付与いたします。
・本キャンペーンの内容については、予告なく変更される場合があります。変更があった際には本ページへの掲示によりお知らせします。
・本キャンペーン中に発生したトラブル等につきましては、当社では一切責任を負いかねます。
・同一の方による複数アカウントからの応募や、当社が不正と判断するアカウントからの応募、当社が不正とみなす行為(なりすまし、イタズラ等)が発覚した場合、 その他当社からのご案内に従っていただけない場合等は、応募や当選の権利を無効もしくは取り消しとさせていただく場合がございます。
・キャンペーン終了後7日以内(1/27)に取引が完了している必要があります。
・キャンペーンポイントの付与は、通常のポイント付与とは別のタイミングで行います。
・キャンペーンの対象となる合計金額には、各ショップのクーポン・ポイントで決済された分の金額は含まれません。
以下のカテゴリ商品を購入した場合は、キャンペーンの対象外となる可能性があります。
(プリペイドカード、ギフト券、コイン、貨幣、メダル、切手、はがき)
・他のキャンペーンとの併用はできません。
・ショップの還元ポイント及び、キャンペーンポイントを合算した還元率を購入金額(税抜)の20%を上限とさせていただきます。
ふるさと納税は、寄付金額がキャンペーンの対象金額となります。
・キャンペーンポイントを受け取るには公式アカウントと友だちになっていることが条件です。ブロックしている状態は友だちとみなされないのでご注意ください。(LINEより)

ここで気になるのは、注意事項に「ギフト券の購入は対象外となる可能性がある」と記載されている点ですが、くまでギフト券の購入ではなく「ふるさと納税」をした結果にギフト券をもらうものであるため、LINEキャンペーンの対象となるとのことです。(実際に色んなブログで、ギフト券を扱う自治体にふるさと納税してもキャンペーンのLINEポイントが付与された、との報告が多数あります。)

<手順②>

「ふるなび」に掲載されている日本旅行ギフトカード(2019/1/20時点では和歌山県高野町で取扱いあり)を検索し、納税しましょう。納税額の50%の日本旅行ギフトカードがもらえます。

そして、ふるさと納税サイト「ふるなび」に会員登録してクレジットカードで納税することによって、納税額の1%のAmazonギフト券がもらえます。

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なお、本日時点で開催されているLINEポイントパーティーは2019/1/20 23:59までとなっておりますが、LINEではキャンペーンを以下のとおり頻発していますので、還元率10%以上の新たなキャンペーンがすぐに開催されると思いますので、ご安心ください。

◇過去のLINEキャンペーンについて

  • 平成最後の年始キャンペーン(2019/1/1 0:00~1/7 23:59)【最大20%還元】
  • シークレットキャンペーン(2018/12/12 0:00 ~ 12/16 1:59 )【最大20%還元】
  • 12月ポイントパーティー(2018/12/08 0:00 ~ 12/10 1:59)【最大10%還元】
  • Black Friday(2018/11/23 0:00 ~ 11/26 23:59)【最大10%還元】
  • 11月ポイントパーティー(2018/11/17 0:00 ~ 11/19 1:59) 【最大10%還元】
  • ポイント狩りキャンペーン(2018/10/25 0:00 ~ 10/31 23:59)【最大18%還元】 他多数 

2.LINEポイントについて

LINEポイントなんてもらってもしょうがないよ、、と考える方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、LINEポイントは、ほぼ現金に近いものだと考えていただいて結構です。

LINEポイントとしてLINEデリマなどのデリバリーサービスに使う事もできますし、コンビニなどで使いやすいnanacoポイントに等価交換することもできます。

また、メトロポイントを経由して、81%のANAマイルに交換することも可能です。

例えば、10万円のふるさと納税をLINEキャンペーンでやると、LINEポイントが11,000ポイント付与されますが、これを8910マイルに交換することができます。マイラーの方はこの点でもおすすめですね。

1マイルあたり2円の価値はあると言われていますので、10万円のふるさと納税で約1万8千円のバックを受けることができることになります。

(こう考えると、LINEポイント分の還元率は18%と捉えることもできます。)

↓LINEポイントを活用して年間20万マイルを貯める方法は以下で解説していますので、旅行好きの方はご参考にどうぞ。

pokogoma.hatenablog.com

3.日本旅行ギフトカードについて

日本旅行のギフトカードは使用期限がありません

そして、日本旅行の店舗でパッケージツアーの手配や旅館・ホテルの宿泊予約に使えますし、他にも新幹線切符やJALやANAの航空券予約にも利用できるので、非常に使い勝手のいい商品券だと思います。

少なくとも、使い道に困って余らせるようなことは想定しえないと思います。

<日本旅行より>

切符のご購入から海外旅行まで、あらゆる旅に使い方自由自在です。

「日本旅行ギフト旅行券/ギフトカード」は、日本旅行のお店で、赤い風船やベスト・マッハの主催旅行商品、旅館・ホテルの宿泊券、航空券(国内線・国際線)やJR券(乗車券・特急券など)等のご購入にお使いいただけます。

4.Amazonギフト券について

こちらは使用期限が10年間

Amazonはもはや知らない人はいないと思いますが、2億以上の商品を扱う世界最大級のネットショッピングです。

私も結構ヘビーユーザーで、父の日や母の日、敬老の日やお歳暮・お中元などで毎年利用するほか、水などの重いもの、かさばるものなどを購入するときによくお世話になっています。

この時代においてはもはや現金に等しい利便性の高いギフト券ですので、こちらも余らせる心配はないでしょう。

5.2019年6月の法改正について

今後、法改正の詳細については注視していく必要があると思います。

すこし不安なのが「2019年6月1日以降の寄付金から制度の対象外とする内容で、地方税法改正案を来年の通常国会する」という表現です。

万一、2019年5月末までに納税した自治体が6月以降制度の対象外となった場合はどう扱われるのか?

知り合いの税理士に見解を聞いてみたところ、「おそらく、2019年5月末までの納税は制度の対象で、2019年6月以降に対象外と認定された自治体に納税したらアウトという意味だろう。さすがに遡求して2019年1~5月分の納税にまで、対象外と適用することは税法として無理がある。」とのことでした。

今後、6月に向けて高額な返礼品や金券などは減っていく方向に動くと思いますので、5月末ギリギリではなく早めの納税が得策だと思います。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

普通にふるさと納税をするのではなく、LINEを通じてふるさと納税することによって、さらにオトクに制度が活用できることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

いつも年末にふるさと納税を検討しているという人も、2019年は法改正を考慮して5月末を期限として、還元率の返礼品がなくなる前に早めにふるさと納税を行うのがいいかと思います。

この記事でご紹介した内容を実践すれば、日本旅行ギフトカード・LINEポイント・アマギフなど利便性が高いもので高還元を受けられ、非常におすすめですので、ぜひ検討してみてください。

以上

 

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夫が育休をたった1日取得するだけで手取りを10万円以上増やす方法~社会保険料免除制度~

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今日は、忙しいサラリーマンが“たった1日”育休を取得するだけで、その月の手取りが10万円以上増える裏ワザをご紹介します。

 

実は、妻が妊娠しまして、H31/6月頭頃の出産を予定しています。予定通りいけば、新元号のベビちゃんが生まれてきてくれます。

 

初めての出産で何もわからず、知人に色々と教えてもらっているなかで、育休制度をうまく活用することで、ことしの手取りが数十万円アップすることがわかりました。

今後育休を取得する可能性がある人は必見です。

 

 

最近は、女性だけでなく、男性も積極的に育児に参加することを推奨する企業が増えています。メルカリでは産休・育休中の給与を100%保証するなど、子育て支援制度が充実しており、小泉社長みずから2ヵ月の育休を取得したことで有名です。

 

一方で、忙しいサラリーマンは、抱えている仕事があるため、休暇中にほかの人に一定の負担がかかってしまうことから、休みたくても休みにくいというのが本音ではないでしょうか。

仕事が忙しければ、たった1日でもいいので、育休を取得しましょう

年収によりますが、それだけで手取りが10万円以上増える可能性があります。

 

「数ヵ月単位の育休取得は全く問題ない」という方にとっては、この記事はあまり関係ありません。「会社は育休取得を推奨しているけれど、自身の業務の都合や、職場の空気的に長期の育休は取りづらい」という人向けの記事になります。

 

 

1.育休を取得すると社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)が免除に

サラリーマンの方は、給与明細をあまり見ないという人も多いかと思いますが、毎月、額面の給料から健康保険料厚生年金保険料が差し引かれています。

育休取得期間はこの健康保険料と厚生年金保険料の支払いが免除になります。

そしてこの免除は、育休を1日でも取得すればその月に適用される(=日割り計算されない)のです。

 

一応、日本年金機構が定める免除制度の定義を見てみましょう。

 

<保険料免除制度の内容>

保険料の徴収が免除される期間は、育児休業等開始月から終了予定日の翌日の月の前月(育児休業終了日が月の末尾の場合は育児休業終了月)まで【出典:厚生年金保険料等の免除|日本年金機構

 

⇒分かりづらいですが、月末最終日に休めば、その月は免除対象ということです。

 

具体例で見てみると、育休期間が、

2019/6/21(金)~2019/6/28(金) ⇒ 免除対象外

2019/6/28(金)~2019/6/30(日) ⇒ 6月免除

2019/6/28(金)~2019/7/1(月)   ⇒ 6月免除(7月は免除対象外)

という風に、営業日ではなく、その月の最終日に育休取得していることが要件になっています。

タイミングを調整するだけで数十万円も節約できるなら、是非チャレンジしたいですね。

 

2.育休を取得できる期間

男性育休はいつからとれるのかといいますと「こどもが生まれてから1年以内」となっています。

女性は産前産後休暇の後に育休取得が可能となりますが、男性は生まれてからすぐ育休取得が可能です。

つまり、出産と同時に育休を開始することによって最長1年間の育休を取得できます。

そして最短期間の定めはなく、原則的には1日からの取得が可能となっています。

 

なお、「パパ・ママ育休プラス」という制度を使うと、こどもが1歳2か月になるまで育休期間を延ばすことができます。

例えば、母親に遅れて父親が育休に入ることで、父親の育休終了日を子どもが1歳2か月時点にすることが可能です。(父親は通常より2か月長く取得できる)

 

3.男性は2度育休が取れる

今回ご紹介する裏ワザをさらに効果的にするものです。

実は男性は、産後8週間以内に育休を取得(開始~終了まで)した場合に、その後再度育休取得が可能です。

 

つまり、こどもが6月1日に生まれる場合、6月末に1回目の育休を取得し、12月末に2回目の育休を取得する、といったことが可能なのです。

 

もうお分かりいただけましたでしょうか。

 

つまり、ボーナス月に併せて2回育休取得することができれば、6月給料・6月ボーナス、12月給料・12月ボーナス、の社会保険料を免除することができるのです。

 

子どもが生まれてきてくれるタイミングは分かりませんので、2回ともをボーナス支給月に併せられないかもしれませんが、少なくとも一回はボーナス月に育休をとるなど、調整したいところです。

 

4.取得資格について

大半の方があてはまるかと思いますが、育休取得にも条件が一応あります。

  • 同一事業主に1年以上雇用されている
  • こどもが1歳未満(1歳の誕生日を迎えていない)
  • 子どもが1歳になった後も引き続き雇用予定
  • 子どもが1歳6か月になる日の前日までに雇用契約が終了する予定でない
  • 週3日以上勤務

条件を満たし、会社に事前申請すれば性別にかかわらず取得可能となります。

 

5.たった1日の育休で節約できるお金の目安

ご自身の給与明細とボーナスの明細書を見ていただければ、健康保険料と厚生年金保険料がいくら引かれているかがお分かりになるかと思いますので、正確な数字は各自でご確認いただければと思いますが、目安は以下のとおりです。

 

①年収350万円の社会保険料

<月給分>

健康保険料:約10,000円

厚生年金保険料:約20,000円

<ボーナス分>

健康保険料:約17,500円

厚生年金保険料:約40,000円

⇒合計8.8万円

 

②年収900万円の社会保険料

<月給分>

健康保険料:約25,000円

厚生年金保険料:約55,000円

<ボーナス分>

健康保険料:約40,000円

厚生年金保険料:約90,000円

⇒合計21万円

※月給60万円、ボーナス100万円程度のイメージで試算しています。

 

普通の月と、ボーナス支給月の最終日にそれぞれ1日育休を取る場合、月例分×2+ボーナス分×1の社会保険料免除を受けることができますので、上記の年収350万円の場合でも、10万円以上の免除が可能なことがわかります。

 

年収900万円で、ボーナス支給月に2回育休を取った場合は42万円も手取りが増えることになり、驚異的です。

 

6.企業にとってもメリットはある

昨今、男性の育児への参画を推奨する風土が社会的に広がっております。

そんな中で、企業側からしてみれば、“男性の育休取得率〇%”という実績は採用活動などでのPR材料となるわけです。

数ヵ月単位での育休取得が現実的に難しいという場合でも、数日、数週間単位での取得であれば業務への支障も小さく、会社側にとっても育休取得率の向上というメリットがあると思います。

 

また、社会保険料は労使折半(=会社と従業員が半分ずつ負担)です。ですので、育休を取得することによって社会保険料が免除されるのは、従業員だけでなく企業も同じで、社会保険料の負担額を軽減するメリットを個人と同じように受けることができます。

 

7.社会保険料免除による年金額への影響は?

社会保険料が免除されることで、その分、将来受給できる年金額が減ってしまうのでは?と心配される方もいらっしゃるかもしれません。

ですが結論として、この免除によって将来の受給年金額が減ることはありません

日本年金機構のHPにも以下のとおり記載されております。

 

<育児休業期間中の保険料免除>

(前略)なお、この免除期間は、将来、被保険者の年金額を計算する際は、保険料を納めた期間として扱われます【出典:厚生年金保険料等の免除|日本年金機構

 

将来の年金受給額を減らすことなく、保険料が免除されるため、金銭的にプラスでしかありません。

 

8.まとめ

いかがでしたでしょうか。

仕事が忙しく、なかなか長期の育休取得が難しいという方でも、数日だけ育休を取得することができれば、大きな金額を節約できることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

ポイントをおさらいしますと、

  • 月末最終日に育休取得(1日でも)すると、その月の社会保険料は免除
  • ボーナス支給月に育休取得すると、月給に加えてボーナス分も免除
  • 男性は産後8週以内に育休取得すると、もう一度取得が可能
  • (ボーナス支給月の月末最終日に育休取得)×2が最強
  • 会社側も育休取得率UPによる企業PRや保険料免除のメリットがある
  • 保険料免除によって将来の年金が減る心配もない

と、メリットばかりで、人によっては何十万円もの節約が可能ですので、やらない選択肢はないのではないかと思います。

是非、家計の支えとして活用を検討してみてください。 

以上

 

 

★当ブログにて、ほかにも色んな財テク情報をお伝えしています。

 旅行好きの方は以下記事も是非ご覧ください。

www.open-goma-miler.com

 

 

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ユナイテッド航空でANA特典航空券をお得に発券!マイラー必見のMileagePlusセゾンカードとは?

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ユナイテッド航空のマイルを使うと、ANAで発券するよりお得にANA特典航空券が発券できることをご存知でしょうか。

 

ユナイテッド航空・ANAはともにスターアライアンスという航空連合に加盟しているため、ユナイテッドマイルを使って提携先であるANAの航空券を発券することができるという仕組みがあります。

嘘のような本当の話なのですが、実は、ユナイテッド航空のマイルでANA特典航空券を発券すると、“ANAで発券するより少ないマイル数で同一区間分を発券”できます。

 

以下では、どんな区間でどれくらいお得になるのか、デメリットは何かあるのか、ユナイテッド航空のマイルを効率的に貯めるいい方法、などをご紹介します。

 

 

1.ユナイテッドとANAの必要マイル数を比較

具体的に、どのような路線でユナイテッド航空の方が少ないマイル数でANA特典航空券を発券できるのか見ていきたいと思います。

<国内線比較>

まず、国内線の比較は以下のとおりです。

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ANAでは、路線距離(片道)に応じて、必要マイル数が大きく4つのカテゴリーに分類されます。

  • 0~300マイル区間(東京⇔大阪・名古屋ほか)
  • 301~800マイル区間(東京⇔札幌、大阪⇔那覇ほか)
  • 801~1,000マイル区間(東京⇔那覇、大阪⇔石垣、札幌⇔福岡ほか)
  • 1,001~2,000マイル区間(東京⇔石垣、名古屋⇔石垣ほか)

加えて、ANAは距離による区分だけではなく、シーズンによる3つの区分もあります。

  • L=ローシーズン(1月中旬~2月中、4月・12月の一部等)
  • R=レギュラーシーズン(L、H以外)
  • H=ハイシーズン(GW、お盆休み、年末年始等の繁忙期等)

 

ユナイテッド航空では、ANAとは違って、路線距離(片道)による区分は2つしかなく、シーズンによる必要マイル数の違いもないため、非常にシンプルなルールになっています。

  • 0~800マイル区間=片道5,000マイル(一律)
  • 801マイル以上区間=片道8,000マイル(一律)

 

路線距離が片道801マイル以上の区間は、沖縄へ向かう便か、札幌⇔福岡便など、ごく一部の路線に限られています。

ですので、ユナイテッド航空で発券することによって、大半の国内線の路線は片道5,000マイルで発券することができます。

 

これ、結構素晴らしいことだと思いませんか?

 

ユナイテッド航空で発券するよりANAで発券した方がマイル数が少ないケースはどんな時かというと、L=ローシーズンに東京⇔沖縄間を発券するときなど、非常に限られた時しかありません。(ANA:7,000マイル<ユナイテッド:8,000マイル)

 

それ以外のほとんどの区間において、ユナイテッド航空でANA特典航空券を発券した方が、ANAで発券するより少ないマイル(=ほとんど片道5,000マイル)で発券できるのです。

 

この事実を知ったとき、私は非常に衝撃を受けました。

友人の結婚式などで本州内を飛行機で移動する機会がそこそこあるのですが、タイミングがANAが定めるハイシーズンと重なってしまった場合に、相対的に多くのマイルにが必要となるケースがあり、損した気分になっていましたが、ユナイテッド航空ではシーズンを気にすることなくお得に国内旅行ができるのです。

 

<国際線比較>

では、国際線はどうか?主要な路線を以下のとおり比較しました。

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こちらは、ANAで特典航空券を発券した方がケースが多いです。

ただし、ユナイテッド航空のマイルを使用する場合は、特典航空券の燃油サーチャージが無料になります(ANAは必要マイル数に加えて、別途サーチャージ代を支払う必要がある)。

 

路線によってサーチャージがいくらかかるのかは、当然それぞれ異なりますので、

「ANA発券で必要なマイル数+サーチャージ代」

「ユナイテッド発券で必要なマイル数」

を比較することで、どちらがお得かはケースバイケースになってくるかと思います。

 

国内線ではサーチャージを考慮する必要がありませんので、ユナイテッドでの発券が圧倒的にお得です。

ですので、ユナイテッドマイルを活用してお得に発券する技は国内線で飛行機を多く利用するという方必見のウラ技と言えそうです。

 

2.ユナイテッドマイルの有効期限

ANAでは、マイルの有効期限が3年間と定められていますが、ユナイテッド航空では

マイルの増減があった日から18ヵ月(=1年半)

と定められています。

 

つまり、クレジットカードの利用などで一度でもマイルが加算されれば、その時点から起算して「18ヵ月」の有効期限となるため、ユナイテッドマイルが貯まるクレカを日常利用する人にとっては、実質、“無期限”でマイルを保有することができると言えます。(ユナイテッドマイルを貯めるためにおすすめのクレカは後述します。)

 

なお、特典航空券の発券によるマイルの減算があった際にも、再度18ヵ月に有効期限が延長されます。

 

3.予約開始や予約変更などは?

ANA特典航空券の予約開始日時と予約対象期間(H31.1.12現在)は以下のとおりです。前述のとおり、必要マイル数の比較から、主に国内線でANA特典航空券を発券する際にオトクになるため、以下では国内線のケースを見ていきたいと思います。

 

<国内線>

■2018年10月28日~2019年3月30日搭乗分

(8月下旬の一斉予約開始以降)搭乗前日まで予約可能

■2019年3月30日以降の搭乗分

予約開始日は現在未定。決定次第、別途案内。

 

ユナイテッドでANA特典航空券を発券できる期間(H31.1.12現在)は以下のとおりです。

<国内線>

約5ヵ月先~出発当日まで

 

当日発券もできますが、(デメリットはまとめて後述しますが、)ユナイテッドでは出発日から21日以内に特典航空券を発券する場合に、75USドルの緊急発券手数料がかかりますので、現実的には当日発券は選択しえないのではないかと思います。

 

4.マイル数はオトクだけどデメリットもある

ユナイテッドでANA特典航空券を発券する際のデメリット(注意点)について触れておきたいと思います。

予約方法や、予約するタイミングなどによっては“手数料”が発生します。

個人的には、イタいデメリットであると感じます。

<手数料一覧>

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ポイントは、

  • (ウェブではなく)電話予約は25ドル必要
  • 搭乗日前21日以降は75ドル必要(ギリギリの発券)
  • 予約変更は75ドルor125ドル必要

というところです。

あえて電話予約はしないにしても、急遽予約したい場合や予約変更したい場合に融通はきかないという点が大きなデメリットです。

 

前もって予定が確定していて、変更する可能性が低い場合にはユナイテッドを使うといいかもしれません。(友人の結婚式とか実家への帰省とか?)

 

5.ユナイテッドマイルを貯める方法

結局、ここが一番重要なところかと思います。

結論としては、ユナイテッドマイルは「クレカ」を使ってマイルを貯める方法がメインになります。

 

ANAマイルを爆発的に貯めることのできる、ポイントサイトなどを通じた裏ワザは、ユナイテッドマイルでは使えません。

厳密にはポイントからユナイテッドマイルに返還も物理的には可能ですが、以下のとおり交換レートが悪く、やるに値しません。

 

■10万円相当のPeXポイントをマイルに交換する場合

①PeX(10万円相当)→22,500ユナイテッドマイル

②PeX→ワールドポイント→Gポイント→LINEポイント→メトロポイント→81,000ANAマイル

 

ANAマイルに返還する場合と比較して、獲得マイル数は大幅に落ちることが分かると思います。これでは、ユナイテッドでお得にANA特典航空券を発券できたとしても意味がありません。

 

6.ユナイテッドマイルが貯まりやすいクレカ「MileagePlusセゾンカード」

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ユナイテッドマイルを貯めるのにおすすめなのがMileagePlusセゾンカードです。

このカードは、年会費1,500円(税抜)で1,000円につき5マイルですが、追加年会費5,000円(税抜の)マイルアップメンバーズを利用すると、1,000円につき10マイル加算され、合計1,000円につき15マイルを貯めることができます

このマイル還元率1.5%は業界トップレベルですので、ユナイテッドマイルを貯めるにはまさにもってこいと言えます。

 

コスモ石油

なお、コスモ石油の利用時にはさらにマイル還元率がアップし、マイルアップメンバーズは1,000円につき20マイルを貯めることができます(メンバー以外は10マイル)。ですので、車を頻繁に運転する方にとっては大変おすすめです。

 

<MileagePlusモール>

MileagePlusモールは、フライト以外でも、ショッピング、グルメ、電話&通信、ドライブ、トラベル・サービス、ホビー&ライフ、ニュース&マガジンなど、毎日の生活のさまざまな機会に、マイレージプラス・マイルをご獲得いただける、マイレージプラス会員専用のオンラインショッピングサービスです。

MileagePlusセゾンカードで支払うことによって、カードのマイル付与に加えてさらにサイトで商品ごとに設定されたマイルが貯まります。

↓リンクはこちら

https://www.mileageplusmall.jp/

 

ご確認いただければ分かりますが、こちらのマイル還元率はそこまで魅力的とは思いません。ポイントサイトなど通じてANAマイルに交換した方がオトクだと思います。

ただし、ユナイテッドのマイルにこだわる方は利用するとオトクだと思います。

 

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。

同じANA特典航空券を発券するにも、ユナイテッド航空のマイルとANAのマイルを使う場合で必要となるマイル数は異なり、ユナイテッド航空などを中心に、それぞれのメリット・デメリットがお分かりいただけたのではないでしょうか。

(おさらい)

  • ユナイテッドでANA国内特典航空券は片道5,000マイルで発券可
  • マイルの有効期限は実質無期限
  • 直前の予約や、予約内容変更は手数料が高く融通が利かない
  • ポイントサイトを使ってマイルを貯めるのは向いていない
  • MileagePlusセゾンカードでトップレベルのマイル還元率1.5%

個人的には、予約変更などで融通がきかないところもありますが、ユナイテッド航空でANA国内線特典航空券を発券するとマイルがお得な点は、非常に魅力的であるため、活用する価値ありと考えています。

クレジットカードではユナイテッドマイルを貯め、ポイントサイトなどではANAマイルを貯めるという戦略を使っていきたいとおもいます。

少しでもご参考になればうれしいです。 

 

以上

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クレジットカードの入会キャンペーンを達成するために無駄なく決済額を増やす7つの方法

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今日は、クレジットカ―ドの決済額を無駄なく大幅に増やして入会キャンペーンを達成する秘訣をご紹介いたします。

 

みなさん、せっかくクレジットカードを発行するのなら、少しでもお得に発行したいですよね。

 

カードの種類はさまざまですが、クレカによっては“入会キャンペーン”ということで、

「入会後3ヵ月以内に30万円利用で7,000ポイント!」

「入会後3ヵ月以内に90万円利用で39,000ポイント!」

といった非常にお得なキャンペーンをやっているのをご存知でしょうか。

 

キャンペーンの内容はカードによって様々ですが、入会から3ヵ月以内にたくさん決済するとポイントが多くもらえるというものが非常に多いです

 

ですが、「とてもじゃないけど、数ヵ月でウン十万円も決済するのは無理、、、」という方も多いかと思います。

 

そんな方に向けて、いろいろと調べていくうちに、決済額を無駄なく大幅に増やす方法はいくらでもあることが分かりましたので、その中でも簡単に実践できる方法を7つご紹介します。

 

1.現行のあらゆる決済を新しいクレカに集中

これは基本的なことですので皆さん考えつくかもしれません。

日常生活での、光熱水費等の固定費、飲み会代、コンビニ等での買い物代などすべての支払いを発行したクレカに集中させましょう。

書き出してみると結構あるものです。

ちなみに私の場合、月々の生活費のなかで、クレカで支払可能なものは以下のとおりです。

  • 光熱水費:1万円
  • 携帯代:1万円
  • 新聞代:5千円
  • 朝食代:5千円
  • WiFi代:5千円
  • 外食費:3万円 計:6.5万円

1ヵ月で、6.5万円程度の費用を定期的に支出していますので、これらをお目当てのクレジットカードに集約するだけで、3ヵ月で約20万円分の決済になります。

 

2.ふるさと納税を活用

クレカ発行のタイミングと、ふるさと納税のタイミングを合わせましょう。

ふるさと納税はいまやお得な制度として広く周知されているかと思いますが、クレカ発行のキャンペーンと同時にふるさと納税を活用することで、効率的に決済額を稼ぐことができます。

 

年収にもよりますが、自己負担額:2,000円で、数万円~十数万円程度は納税できるという方が多いのではないでしょうか。

 

ふるさと納税自体はお得でやらない選択肢はないと思いますので、あとはそのタイミングを調整するだけの話です。

タイミングを変えるだけで数万ポイントもらえるのであれば、やる価値は十分あるのではないかと思います。

3.Amazonギフト券の購入【オススメ】

断然おすすめしたいのが、Amazonギフト券の購入です。

コンビニ等では現金払いのみ対応していますが、Amazon公式サイトではクレカ払いで購入でき、ギフト券購入額をクレカ決済に積み増すことができます。

Amazonギフト券Amazonで1ポイント1円で利用できるので、もちろん損をすることもありません。

加えて、ギフト券は有効期限が10年間と非常に長いため焦ってギフト券を消費することもなく、取扱い商品数が非常に多いため必要に応じて何らかの形で消費していくことができる点も魅力です。

ちなみに私は毎年、父の日・母の日・敬老の日のギフトや、お中元・お歳暮などにAmazonを利用しており、定期的にかかるこれらの費用だけで少なくとも年間5万円以上は支出しています。

 

Amazonギフト券は、最後の最後に決済額に届かせるために必要な調整役として、より効率的なキャンペーン特典の達成に貢献するのではないかと思います。

 

4.ポイントサイトの100%以上還元案件

ポイントサイトを経由して商品を購入すると、購入金額の100%がポイントとして付与されるというものです。

4,000円の商品を、普通にネット等で購入すると4,000円を支払って商品が届いて終わりですが、

ポイントサイトを経由して購入するだけで、後日4,000円分のポイントが後日ポイントサイトに登録したアカウント上に付与されます。

このポイントは、Amazonギフト券nanacoポイント、Tポイント、マイル、現金など様々な形で交換することができますので、実質無料で商品を購入することができるのです。

この100%還元案件を、決済額を増やしたいクレカで支払うことにより、一時的には購入時に費用負担が発生するものの、最終的にはポイントという形で同額が還元され、実質無料で決済額を積み増すことができるというわけです。

 

ポイントサイトによっては「100%以上還元特集」という風に、色んな案件のうち、還元率が100%を超える案件だけを纏めているサイトもありますので、以下で2つご紹介させていただきます。

<モッピー> 

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ちなみに↑で1位の案件となっている【ネスレ】ピュリナワンというのはキャットフードの定期購入案件です。私はネコを飼っていませんが笑、一撃で7,000円分の決済が取れる案件はそう多くありませんので、狙っています。

届いたキャットフードはメルカリにでもだしましょうか、、、

 

<ポイントタウン>

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こちらも、モッピー同様に案件がまとめられており、案件内容はタイミングによって色々と変わります。


他のポイントサイトは使っているけれど、上記2つは未登録という方は、クレカ対応のために登録しておいて、目的に併せて使い分けるのがいいかと思います。

 

↓モッピー(こちらからの登録で最大1,300p=1,300円分もらえます)

モッピー!お金がたまるポイントサイト

 

↓ポイントタウン(こちらからの登録で6,000p=300円分もらえます)

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

 

5.今後必要になるものを先買い・まとめ買い【少し荒技】

こちらは、本来発生するであろう費用を前倒しで支出するという考え方です。(少し荒技でしょうか)

私が現実的に、前倒しでの支出を実践できそうだなと思いついたのは、以下のような費用です。

  • 誕生日、クリスマスプレゼント等を早めに渡す(パートナーの意向を尊重しつつ)
  • お中元、お歳暮の事前決済(Amazonギフト券との合わせ技も可)
  • 父の日、母の日、敬老の日の贈答品の事前決済(同上)
  • 歯磨き粉、シャンプー等の日用品をまとめ買い(収納できる範囲で、、)

1つめの誕生日プレゼントの前渡しは、記念日等へのこだわりが強いパートナーも十分想定されますので、意向を尊重しつつ実現可否を判断ください。ケンカになっても自己責任でお願い申し上げます笑。

 

「プレゼントは、百貨店などで時計・ネックレス等の装飾品を買うことが多い」という方は、百貨店ギフトカードを購入しておいて後日使うというやり方もおすすめです。(クレカによっては、金券に近いものとして決済対象外になるかもしれませんので、よくご確認ください。ちなみにアメックスなどは決済額として認めてもらえます。)

 

2つめ3つめの先買い作戦は、その分のAmazonギフト券をクレカ発行時に購入しておくと、より効果的なんじゃないかと閃きました。

6.飲み会の幹事【完全なる荒技】

これは完全なる荒技です笑。

「なんかこいつ急に飲み会とか企画してるけど何?こんなヤツだっけ?」

と思われるリスクや

「支払時、友人もたまたまクレカを使いたがってくる」

といったリスクが想定されますので、そういったリスクを許容できる人は是非チャレンジください笑

 

さくっと飲みつつ、数万円の決済を数千円で実現可能です。

7.旅行

これは説明するまでもありません。

タイミングを合わせて旅行にいきましょう。

ただそれだけです笑。

 

★まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

クレカのキャンペーンは達成が困難と思われる方も、

①決済をクレカに集中させ、

ふるさと納税のタイミングを調整し、

Amazonギフト券の活用し、

④ポイントサイトの100%還元案件をこなし、

⑤先買い、まとめ買いし、

⑥飲み会幹事を務め、

⑦旅行にいけば、

きっとクリアできないものはないと思います!

 

私はサラリーマンですので、短期的に収入を増やす方法はあまりありません。難しいことは何もなく、ちょっと工夫してやりくりするだけで、大量ポイントという大きなメリットがえられるのであれば、積極的にチャレンジしたいと思います。

 

みなさんも是非クレカキャンペーンを達成いただければと思います。

 

以上

 

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【東京⇔大阪】新幹線ではなくマイルを使って飛行機でお得に旅行する方法(飛行機vs新幹線)

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こんにちは。

東京⇔大阪間を移動する際、新幹線で移動していますか?あるいは飛行機を使っていますか?

おそらく、多くの方が新幹線を選択しているのではないかと思います。

 

それぞれ乗る時間を単純比較すると、飛行機は1時間強、新幹線は約2時間半ですが、空港までのアクセスや、搭乗手続きの煩わしさなどを考えると、新幹線の方が利便性が高いイメージがあるためかと思います。

 

ちなみに私は、飛行機の方が少し金額が高く、トータルの所要時間が長かったとしても、新幹線ではなく飛行機を選択します。

単純に、飛行機の方が好きだからです笑。

 

以下では、東京駅をスタートして大阪駅をゴールとした場合の、飛行機と新幹線のコストや所要時間等を比較検証していきたいと思います。

 

また、やはりコスト重視の方が多いかと思いますので、本記事では、飛行機で圧倒的にお得に東京⇔大阪間を移動する方法ご紹介したいと思います。

 

新幹線ユーザーが、「飛行機も悪くないな」と思っていただけると嬉しいです。

 

1.コスト【飛行機vs新幹線】

飛行機は予約するタイミング(早割が適用されるかどうか)によって運賃がマチマチでケースバイケースのため、単純なコスト比較は難しいですが、出張など直前に予定が決まる場合を除いて、飛行機の方がやや優勢だと思います。

 

ANAであれば、正規料金は2万5000円ほどしますが、何かしらの割引運賃で予約できることが多く、電車賃込みで概ね9,000~16,000円程度のレンジとなっています。

時期にもよりますが例えば一週間後の予約をする場合でも、バリュー1という割引運賃で12,000~13,000円程度で抑えることができますし、2ヵ月後に友人の結婚式で大阪に行きたいという場合は10,000円程度でも抑えられます。

 

LCC(格安航空会社)は便数がかなり限られ、成田空港~関西空港に限定されますが、空港までの電車賃込みでも最安値6,000円程度と、かなり破格で東京⇔大阪間を移動できます

 

③新幹線はのぞみ、ひかり、こだまで若干異なりますが、約14,000円程度であり、予約時点による差があまりなく時間を気にせずに利用出来る点は便利です。

 

2.所要時間【飛行機vs新幹線】

ANA:羽田→伊丹空港の場合

東京駅→(40m)→羽田(30m)→(75m)→伊丹空港(20m)→(40m)→大阪(梅田)

羽田空港にフライト30分前の到着を目指し、品川経由の京急線or浜松町経由のモノレールで40分。フライトが1時間15分。伊丹空港から梅田まで約1時間。合計3時間半~余裕をもって4時間

便数は1日に15便(始発6:25、最終便19:20)ですが、10~15分程度の遅延は多めです。

 

②ピーチ:成田→関西空港の場合

東京駅→(90m)→成田(30m)→(90m)→関西空港(20m)→(90m)→大阪(梅田)

成田空港にフライト30分前の到着を目指し、JR線+京成線で90分。フライトが1時間30分。関西空港から梅田まで鈍行利用だと約2時間弱。合計5時間半程度

便数は1日に2便(11:35発、18:55発)ですが、こちらも遅延リスクや欠航リスクは多めです。

 

③新幹線(のぞみ)の場合

東京駅→(150m)→新大阪(10m)→(5m)→大阪(梅田)

これは単純に約3時間弱

1時間あたりの本数も多く、相対的に遅延等が少ないことはメリットだと思います。

 

3.サービス面【飛行機vs新幹線】

これは圧倒的に飛行機(特にANAJAL)が勝っていると思います。

 

ANA:羽田→伊丹空港の場合

上級会員に限定されるサービスではありますが、ANAラウンジを活用できるのは非常に大きなメリットであると思います。

私は2018年にたくさん飛行機に乗る機会があり、ANAプラチナメンバー(上級会員)になることができましたので、待ち時間をラウンジでビールや焼酎などのアルコールを飲みながらゆっくりできるのは非常に大きいです。

また、マイレージ制度、手荷物預かりサービスや機内での無料ドリンクなど魅力的なサービスが多くあります。

 

②ピーチ:成田→関西空港の場合

マイレージ制度や、空港ラウンジなどはありませんが、ゴールドカード所持者であれば、カード会社ラウンジを無料で利用することができます

 

③新幹線(のぞみ)の場合

新幹線の場合、乗る時間ギリギリにホームにたどり着けばいいというメリットはありますが、時間に余裕がある場合に、時間をつぶすことが難しい点はデメリットではないかと思います。(あと冬はホームが寒い。。)

 

4.セキュリティ

2018年6月、新幹線のぞみの車内で、なたを持った男性が急に乗客を切りつけるという、非常に痛ましい殺傷事件が起こりました。

新幹線は身近な乗り物だっただけに、当時ニュースを見た時は本当に衝撃的で、今年の正月に実家に新幹線で帰省する際にも、この事件を思い出し、キョロキョロと周囲を見渡してしまいました

 

2020年のオリンピック開催に向け、公共交通機関のセキュリティ面は今後も課題の1つだと思いますが、1時間に何本も走る新幹線の手荷物検査を行うことは現実的ではなく、なかなかセキュリティ向上の実現は難しいところがあると思います。

そういった意味で、飛行機がセキュリティ面で完璧というわけではありませんが、少なくとも保安検査場で手荷物検査を経てラウンジや機内に入ることができるという点では、比較的安心だと思います。

 

5.飛行機と新幹線の比較まとめ

これまで確認した、東京駅から大阪駅までの移動に①ANA等で飛行機を利用する場合、②飛行機の中でもLCCを使う場合、③新幹線を使う場合を纏めると以下の通りとなります。

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いかがでしょうか?

各要素について単純に比較するだけでも、飛行機を使った移動がそこまで悪くないということが見て取れます。

 

この表では考慮していませんが“マイルを使った特典航空券の発券”により、さらに飛行機が魅力的になります。

 

6.東京⇔大阪は特典航空券での移動が◎

東京大阪間をマイルを使って片道移動しようとすると、

ハイシーズン(繁忙期):7,500マイル

レギュラーシーズン  :6,000マイル

ローシーズン(閑散期):5,000マイル

それぞれ上記のマイルが必要となります。

 

これからの1~2月は閑散期にあたりますので、5,000マイルあれば発券可能です。ゴールデンウィークや年末年始などは繁忙期ですので、7,500マイル必要となります。

マイルの価値は使い方によって変わってきますが、新幹線料金と比較した場合、ハイシーズンを除けば、1マイルあたり2.5円以上の価値が見込めます。

 

飛行機代が一切かからないのであれば、さすがに新幹線ではなく飛行機を選択する方がほとんどなのではないかと思います。

 

では、それだけのマイルをどのようにして貯めるのか?

 

7.マイルを効率的に貯めるには

身近な貯め方として、まずはクレジットカードをバンバン使いましょう

光熱水費、携帯代等の固定費の支払いをはじめ、コンビニでの支払いや買い物などすべてを現金払いからクレジットカード払いに置き換えるだけでも、年間数万マイル貯めることができます。(100円ごとに1マイルとして、年間100万以上の決済で1万マイル以上です。クレカによって還元率は異なります。)

 

既に陸マイラー(飛行機ではなく陸でマイルを貯める人々)の方はご存知だと思いますが、年間に20万マイル以上貯める裏ワザもありますので、以下の記事を参照ください。これが基本です。

「陸マイラー」という世界を知りました。旅行好きは絶対にオトク - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと

 

あと外食やデリバリー(出前)で大量マイルを貯める方法もあります。

<外食>

【覆面調査】食べログ・ぐるなびではなく「ファンくる」でお得に外食 ~メリット・デメリット~ - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと

<デリバリー>

【LINEデリマ】LINEポイントをANAマイルに交換して実質無料で食事するおすすめの方法 - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと

 

これらの方法を駆使することで大量のマイルを貯め、飛行機でお得に移動することができます。

マイルを使って無料で旅行できることに加えて、空港ではラウンジなどを使って優雅に過ごす、、最高ですね。

 

余談ですが、私の知り合いに、全国あらゆる出張のたびに特典航空券を発券し、会社からは新幹線代や飛行機代を現金で会社からもらっている猛者がいます。

会社に領収書等をださなくていいのか?と不思議ですが、うまくやっているようです。(なお当然、会社の規則によっては違反となるケースもありますので、このあたりは自己責任で、、笑)

 

8.最後に

いかがでしたでしょうか?

新幹線と飛行機の単純比較においても、飛行機が有用であることがお分かりいただけたのではないかと思います。

加えて、特典航空券を発券することができ、お金を浮かすことができるのであれば、圧倒的に飛行機を選択することが得策だと思います。

 

また、東京大阪に関わらず、色んな場面で飛行機を使うことがあるかと思いますので、是非マイラー生活を始めてみてはどうでしょうか。

 

以上

 

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