【東京⇔大阪】新幹線ではなくマイルを使って飛行機でお得に旅行する方法(飛行機vs新幹線)
こんにちは。
東京⇔大阪間を移動する際、新幹線で移動していますか?あるいは飛行機を使っていますか?
おそらく、多くの方が新幹線を選択しているのではないかと思います。
それぞれ乗る時間を単純比較すると、飛行機は1時間強、新幹線は約2時間半ですが、空港までのアクセスや、搭乗手続きの煩わしさなどを考えると、新幹線の方が利便性が高いイメージがあるためかと思います。
ちなみに私は、飛行機の方が少し金額が高く、トータルの所要時間が長かったとしても、新幹線ではなく飛行機を選択します。
単純に、飛行機の方が好きだからです笑。
以下では、東京駅をスタートして大阪駅をゴールとした場合の、飛行機と新幹線のコストや所要時間等を比較検証していきたいと思います。
また、やはりコスト重視の方が多いかと思いますので、本記事では、飛行機で圧倒的にお得に東京⇔大阪間を移動する方法もご紹介したいと思います。
新幹線ユーザーが、「飛行機も悪くないな」と思っていただけると嬉しいです。
- 1.コスト【飛行機vs新幹線】
- 2.所要時間【飛行機vs新幹線】
- 3.サービス面【飛行機vs新幹線】
- 4.セキュリティ
- 5.飛行機と新幹線の比較まとめ
- 6.東京⇔大阪は特典航空券での移動が◎
- 7.マイルを効率的に貯めるには
- 8.最後に
1.コスト【飛行機vs新幹線】
飛行機は予約するタイミング(早割が適用されるかどうか)によって運賃がマチマチでケースバイケースのため、単純なコスト比較は難しいですが、出張など直前に予定が決まる場合を除いて、飛行機の方がやや優勢だと思います。
①ANAであれば、正規料金は2万5000円ほどしますが、何かしらの割引運賃で予約できることが多く、電車賃込みで概ね9,000~16,000円程度のレンジとなっています。
時期にもよりますが例えば一週間後の予約をする場合でも、バリュー1という割引運賃で12,000~13,000円程度で抑えることができますし、2ヵ月後に友人の結婚式で大阪に行きたいという場合は10,000円程度でも抑えられます。
②LCC(格安航空会社)は便数がかなり限られ、成田空港~関西空港に限定されますが、空港までの電車賃込みでも最安値6,000円程度と、かなり破格で東京⇔大阪間を移動できます
③新幹線はのぞみ、ひかり、こだまで若干異なりますが、約14,000円程度であり、予約時点による差があまりなく時間を気にせずに利用出来る点は便利です。
2.所要時間【飛行機vs新幹線】
東京駅→(40m)→羽田(30m)→(75m)→伊丹空港(20m)→(40m)→大阪(梅田)
羽田空港にフライト30分前の到着を目指し、品川経由の京急線or浜松町経由のモノレールで40分。フライトが1時間15分。伊丹空港から梅田まで約1時間。合計3時間半~余裕をもって4時間。
便数は1日に15便(始発6:25、最終便19:20)ですが、10~15分程度の遅延は多めです。
②ピーチ:成田→関西空港の場合
東京駅→(90m)→成田(30m)→(90m)→関西空港(20m)→(90m)→大阪(梅田)
成田空港にフライト30分前の到着を目指し、JR線+京成線で90分。フライトが1時間30分。関西空港から梅田まで鈍行利用だと約2時間弱。合計5時間半程度。
便数は1日に2便(11:35発、18:55発)ですが、こちらも遅延リスクや欠航リスクは多めです。
③新幹線(のぞみ)の場合
東京駅→(150m)→新大阪(10m)→(5m)→大阪(梅田)
これは単純に約3時間弱。
1時間あたりの本数も多く、相対的に遅延等が少ないことはメリットだと思います。
3.サービス面【飛行機vs新幹線】
これは圧倒的に飛行機(特にANAやJAL)が勝っていると思います。
上級会員に限定されるサービスではありますが、ANAラウンジを活用できるのは非常に大きなメリットであると思います。
私は2018年にたくさん飛行機に乗る機会があり、ANAプラチナメンバー(上級会員)になることができましたので、待ち時間をラウンジでビールや焼酎などのアルコールを飲みながらゆっくりできるのは非常に大きいです。
また、マイレージ制度、手荷物預かりサービスや機内での無料ドリンクなど魅力的なサービスが多くあります。
②ピーチ:成田→関西空港の場合
マイレージ制度や、空港ラウンジなどはありませんが、ゴールドカード所持者であれば、カード会社ラウンジを無料で利用することができます。
③新幹線(のぞみ)の場合
新幹線の場合、乗る時間ギリギリにホームにたどり着けばいいというメリットはありますが、時間に余裕がある場合に、時間をつぶすことが難しい点はデメリットではないかと思います。(あと冬はホームが寒い。。)
4.セキュリティ
2018年6月、新幹線のぞみの車内で、なたを持った男性が急に乗客を切りつけるという、非常に痛ましい殺傷事件が起こりました。
新幹線は身近な乗り物だっただけに、当時ニュースを見た時は本当に衝撃的で、今年の正月に実家に新幹線で帰省する際にも、この事件を思い出し、キョロキョロと周囲を見渡してしまいました。
2020年のオリンピック開催に向け、公共交通機関のセキュリティ面は今後も課題の1つだと思いますが、1時間に何本も走る新幹線の手荷物検査を行うことは現実的ではなく、なかなかセキュリティ向上の実現は難しいところがあると思います。
そういった意味で、飛行機がセキュリティ面で完璧というわけではありませんが、少なくとも保安検査場で手荷物検査を経てラウンジや機内に入ることができるという点では、比較的安心だと思います。
5.飛行機と新幹線の比較まとめ
これまで確認した、東京駅から大阪駅までの移動に①ANA等で飛行機を利用する場合、②飛行機の中でもLCCを使う場合、③新幹線を使う場合を纏めると以下の通りとなります。
いかがでしょうか?
各要素について単純に比較するだけでも、飛行機を使った移動がそこまで悪くないということが見て取れます。
この表では考慮していませんが“マイルを使った特典航空券の発券”により、さらに飛行機が魅力的になります。
6.東京⇔大阪は特典航空券での移動が◎
東京大阪間をマイルを使って片道移動しようとすると、
ハイシーズン(繁忙期):7,500マイル
レギュラーシーズン :6,000マイル
ローシーズン(閑散期):5,000マイル
それぞれ上記のマイルが必要となります。
これからの1~2月は閑散期にあたりますので、5,000マイルあれば発券可能です。ゴールデンウィークや年末年始などは繁忙期ですので、7,500マイル必要となります。
マイルの価値は使い方によって変わってきますが、新幹線料金と比較した場合、ハイシーズンを除けば、1マイルあたり2.5円以上の価値が見込めます。
飛行機代が一切かからないのであれば、さすがに新幹線ではなく飛行機を選択する方がほとんどなのではないかと思います。
では、それだけのマイルをどのようにして貯めるのか?
7.マイルを効率的に貯めるには
身近な貯め方として、まずはクレジットカードをバンバン使いましょう。
光熱水費、携帯代等の固定費の支払いをはじめ、コンビニでの支払いや買い物などすべてを現金払いからクレジットカード払いに置き換えるだけでも、年間数万マイル貯めることができます。(100円ごとに1マイルとして、年間100万以上の決済で1万マイル以上です。クレカによって還元率は異なります。)
既に陸マイラー(飛行機ではなく陸でマイルを貯める人々)の方はご存知だと思いますが、年間に20万マイル以上貯める裏ワザもありますので、以下の記事を参照ください。これが基本です。
「陸マイラー」という世界を知りました。旅行好きは絶対にオトク - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
あと外食やデリバリー(出前)で大量マイルを貯める方法もあります。
<外食>
【覆面調査】食べログ・ぐるなびではなく「ファンくる」でお得に外食 ~メリット・デメリット~ - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
<デリバリー>
【LINEデリマ】LINEポイントをANAマイルに交換して実質無料で食事するおすすめの方法 - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと
これらの方法を駆使することで大量のマイルを貯め、飛行機でお得に移動することができます。
マイルを使って無料で旅行できることに加えて、空港ではラウンジなどを使って優雅に過ごす、、最高ですね。
余談ですが、私の知り合いに、全国あらゆる出張のたびに特典航空券を発券し、会社からは新幹線代や飛行機代を現金で会社からもらっている猛者がいます。
会社に領収書等をださなくていいのか?と不思議ですが、うまくやっているようです。(なお当然、会社の規則によっては違反となるケースもありますので、このあたりは自己責任で、、笑)
8.最後に
いかがでしたでしょうか?
新幹線と飛行機の単純比較においても、飛行機が有用であることがお分かりいただけたのではないかと思います。
加えて、特典航空券を発券することができ、お金を浮かすことができるのであれば、圧倒的に飛行機を選択することが得策だと思います。
また、東京大阪に関わらず、色んな場面で飛行機を使うことがあるかと思いますので、是非マイラー生活を始めてみてはどうでしょうか。
以上
↓ポチっと応援のほど、お願いいたします。