開けごまマイラー

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【ANA】AMCフレックストラベラー登録制度で協力金(マイル)がもらえる

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こんばんは。

今日はANAのフレックストラベラー制度についてご紹介させていただきたいと思います。ANAにとっても、登録者にとってもいい制度かと思いますので、是非登録だけでもされておくことをおすすめいたします。

1.フレックストラベラー制度の概要

ANAに限らず、一般的に航空会社では一定数の当日キャンセル等を見込んでおり、本来搭乗可能な座席数を上回る予約を受け付けたものの、想定していた当日キャンセルが発生しないケースや、そもそも機材縮小等により搭乗可能客数が大幅に減少してしまうケースなど、予約している人が飛行機に乗りきれないといったケース(=オーバーブッキング)が発生します。

その場合、搭乗予定客の中から別便の振替えが可能な者を航空会社が募り、別便に振り替える代わりに協力金がもらえるという仕組みを"フレックストラベラー制度"といい、当日の別便、翌日以降の別便で協力金の水準は異なり、以下のとおり支給されることになっています。

当日  :10,000円 

翌日以降:20,000円+宿泊費+交通費

たまに空港に行くと、

「ご利用予定の機材縮小に伴い、翌日の便への振替協力をいただけるお客様を募集しています。協力者へは、本日の宿泊ホテルの提供および翌日便への振替協力金として2万円を差し上げます。」

といったアナウンスが流れているのを聞いたことがあるかもしれませんが、ずばり、この制度の話をしているのです。

忙しい時にはなかなか対応できないかもしれませんが、その後の予定に余裕がある場合などは、協力金の水準からも是非活用を検討してみてもよいのではないでしょうか。

2.AMCフレックスパートナー制度

ANAではANAマイレージクラブ会員を対象として、フレックストラベラー制度の一としてあらかじめ協力可能な者を登録する「AMCフレックスパートナー」を募集しております。

パートナーとしてご登録したからといって必ず協力しなければならないわけではなく、都合の良い場合のみ、登録者の判断で対応可能な制度となっています。

そしてこのパートナー登録制度の優れている点は、協力金の受け取り方法については現金以外にマイルでの受け取りも選択できるという点になります。

当日  :10,000円 or 7,500マイル

翌日以降:20,000円 or 15,000マイル

※なお、代替交通手段への振替えではなく、航空券の払い戻しを希望することもでき、その場合は手数料を免除のうえ、航空券購入額全額が払い戻されます。

仮に翌日以降の振替で15,000マイルも獲得できれば、羽田沖縄(那覇)間の往復特典航空券分のマイルに相当しますので、非常に魅力的かと思います。

↓公式サイトへのリンクはこちら

『フレックストラベラー制度』 | ANAマイレージクラブ

 

〇国際線の場合には座席のアップグレードがあるケースも

私の知り合いの方で、海外旅行でエコノミーからビジネスへアップグレードされたという話を実際に聞いたことがあります。

国際線の場合、予約をしている便でオーバーブッキングが発生すると、1ランク上の座席にアップグレードされることもあるようで、この場合は別の便への振替ではないのでフレックストラベラーの協力金などは発生しませんが、自分が予約したクラスよりも上のクラスの座席になるのは最高ですよね。

3.オーバーブッキングは未遂で終わるケースも多い模様

実際にオーバーブッキングの場合には、搭乗開始時刻の約30分前くらいから、ANAの地上スタッフが搭乗口近辺で、ホワイトボードにオーバーブッキングとなるかもしれないことを示す情報を書き始めます。

オーバーブッキングによる協力金やマイルを狙っている予約客は、こうした案内があった際にいち早く駆け付けることができるよう近辺でスタンバイしており、ホワイトボードやスタッフの動向を注視している模様です。

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そして、募集のアナウンスがあれば、搭乗口カウンターにいき、フレックスパートナーを希望する旨伝えることで、手続きとしては完了するのですが、実際にはキャンセル待ち等により座席の調整がついてしまうケースも多いようです。

そのため、搭乗口カウンターで申し入れたとしても、出発時刻のギリギリまで実際に振替がなされるのかどうかは分からず、出発までに調整がついてしまった場合には「座席の調整完了」のアナウンスがされ、協力を申し出た方も予定通りの便に乗らなければないません。

4.ユナイテッド航空の引きずり事件

ユナイテッド航空で起きたオーバーブッキングに起因する警官による乗客の引きずり事件をご存知でしょうか?

www.youtube.com

それにしても従業員を4名乗せるために乗客を引きずりおろす、という対応はひどいですね、、、日本では考えれません。

ちなみに、米国ではこうした飛行機のオーバーブッキング起きた場合に合法で乗客を下ろすことができるそうなのですが、日本では法的に「乗客を無理やり下ろす」ということができないようです。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

実際にオーバーブッキングとなる便はそこまで多いものではありませんので、遭遇する可能性は高くないかもしれませんが、ちょっと便を変えるだけで協力金だけではなくマイルがもらえるかもしれないという点では、非常に登録者にとってもメリットが大きいのではないでしょうか。

ぜひ登録してみていただければと思います。

 

 

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