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自営業者が絶対やった方がいい老後への備え【付加年金】

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ゆとりある老後に備えるにあたって、自営業者は原則、老後に受け取ることができる公的年金が老齢基礎年金のみであり、40年間、保険料を完納したとしても約78万円くらいの年金しか受け取ることができません。

↓ご参考

公的年金はいくらぐらい貰えるのか?【サラリーマン・自営業者・専業主婦(主夫)】 - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと

そのため、高収入なサラリーマンなどと比べると、自営業の方はどうしても自助努力による老後の備えがより必要となります。

 

老後のための対策としては、個人型確定拠出年金個人年金保険など色々と検討できるものがあるかと思いますが、本ブログでは、自営業者のためのお手軽かつ意外と知られていない「付加年金」についてご紹介させていただきたいと思います。

 

【付加年金とは】

・付加年金とは、国民年金の第1号被保険者を対象とした“上乗せ”年金のことであり、付加保険料:月額400円で、「200円×付加保険料納付済月数」の年金額が受け取れるというものです。

 

例えば、30歳から60歳までの30年間、月額400円の付加保険料を納めた場合の年金額は次のとおりとなります。

◇200円×360月(30年)=72,000円

なお、30年間月額400円の付加保険料を納めると、保険料は総額で、

◆400円×12ヵ月×30年=144,000円

となりますので、なんと2年間で元が取れてしまい、3年目以降は72,000円の年金が死ぬまでプラスに働くのです。

 

日本人の平均寿命を2015年のデータでみると、男性:81歳・女性:87歳となっており、65歳以降の平均余命で言うと男性:16年、女性:22年となります。

 

上記の例で考えると、保険料の支払い分を考慮しても、男性は平均余命16年で約100万円、女性は平均余命22年で約144万円も得することとなります。

 

また、平均寿命は医療の進歩等もあり年々上がってきておりますので、今後はますます老後が長くなっていくことが考えられ、長生きすればするほど付加年金による恩恵は大きいものとなっていきます。

 

【加入の方法】

最寄りの市区役所及び町村役場の窓口までお尋ねください。

※なお、国民年金基金に加入している方は、付加保険料を納めることはできません。

私は一般的なサラリーマンなので、残念ながら本制度に加入することはできませんが、もしサラリーマンをやめて自営業で生きていくことがあるのであれば、老後への備えとして色んな選択肢があるなかで、本制度には間違いなく加入するとおもいます

 

自営業の方で、老後への備えに不安がある方は、月々の負担も小さく、かつ早めに加入した方がお得感も大きくなりますので、この機会にぜひ検討してみていただければと思います。

 

この記事を読まれた方に、ライフプランを検討するうえで少しでもお役に立つことができれば嬉しく思います。

以上

 

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