開けごまマイラー

30代の一児の父。ポイントサイトやクレカのポイントをマイルに交換して旅行すること、稼ぐ方法、おすすめホテルや旅行先を発信します。

ANAマイルをスカイコインに交換するのはもったいない/マイルの効率的な交換方法は?

f:id:pokogoma:20180826235706j:plain

こんにちは。

私は今年、陸マイラーとして、ポイントサイトの不動産投資面談等で大量のポイントを獲得し、日常生活では得られない数万・数十万というマイルに変換するという活動をしつつ、より海外旅行や国内旅行の快適さを高め、コストを抑えることができるスーパーフライヤーズカード(SFC)の作成を目指しています。

陸マイラーとは?スーパーフライヤーズカードとは?という方はご参考

スーパーフライヤーズカード(SFC)の価値を数値化してみる。【取得費用と経済メリット】 - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと

「陸マイラー」という世界を知りました。旅行好きは絶対にオトク - 《FP1級》ぽこごまの保険・不動産・お金のこと

スーパーフライヤーズカードを作成するためには、たくさん飛行機に乗る必要があり、概ね50万円程度の航空券代を支出する必要があるという方もいらっしゃる中、陸マイラー活動により、

①ポイントサイトでポイントをたくさん貯める

②上記ポイントを大量のマイルに変換する

③マイルを大量のスカイコインに変換する

④スカイコインで航空券を買う

⑤自己負担なしでSFC作成が可能

というワザを駆使してポイント→マイル→スカイコインへと交換する方法でうまくやりくりする人も多いかと思います。

このやり方はSFCを低価格で作成する方法として良くネット等でも目にしますが、初期費用を抑えられるという点では有効な側面もある一方、マイルの使い方として本当に正しいかどうかという観点で考えると、若干疑問が残ります。

 

上記③→④にかけてマイル→スカイコインへ変換する際の倍率は以下のとおりとなっており、プレミアムメンバーかつ5万マイル以上を交換する際に適用される最大交換率でも1.7倍ですので、1マイルあたり最大でも1.7円の価値で使用していることとなります。

f:id:pokogoma:20181010131344p:plain

 

特典航空券の予約時の1マイルあたりの価値と比較してみても、マイルの直接的な経済価値だけで判断するとすれば、以下のとおり、スカイコインへの交換があまり得策ではないことが分かるかと思います。

・国際線特典航空券(ファースト):1マイル → 約8~15円

・国際線特典航空券(ビジネス ):1マイル → 約4~7円

・国際線特典航空券(エコノミー):1マイル → 約2~3円

・国内線特典航空券:1マイル → 約1.5円~3円

・SKYコイン:1マイル → 約1~1.7円

 

ですので、数十万程度のマイルであれば、SFCを作成するための費用としてスカイコインに交換してしまうのではなくて、SFC所有者となることで取りやすくなる国際線特典航空券のためにマイルを取っておいて、"日本⇔ヨーロッパのビジネスクラスやファーストクラスに乗るためにマイルを使う"という手もあるのではないかと思います。

 

「“ANAマイル”が数百万単位で貯まっており、死ぬほどありすぎて使い道に困っています」、という方であれば、マイル→スカイコイン→航空券購入とすることでプレミアムポイントが得られますので、ダイアモンド会員を目指すという目標を立てるのもありかと思います。

ですが、年間数百万マイルを継続的に貯め続けられる人は、おそらくそもそもアフィリエイト等で相当成功している人に限られる話かと思います。

ですので、「ダイアモンド会員はハードルが高いから、1年間だけ頑張ってSFCだけ作って、以降年に1度くらいは海外旅行に行きたいな~、ポイントサイトで数十万レベルのマイルは貯められそうだけど、何百万マイルも継続的に貯めるのは難しそうだな~」という方にとってみれば、スカイコインとしてではなく、マイル→特典航空券とした方がトータルで見て経済メリットがあるかもしれないということなのです。(特典航空券は人気すぎて希望日程で予約が取れないため、スカイコインに代えて通常の航空券を取る、というニーズはありますが、、、)

 

<試算>

SFC取得(50万円)に必要なマイル数の算出

SFC費用:50万円=50万スカイコイン

50万スカイコイン÷1.6=31万マイル(上記表より)

 

②31万マイルで取れる特典航空券

ハワイ往復ビジネスクラス=6.5万マイル

31万マイル÷6.5万マイル=4.7

⇒少なくとも4回ビジネスクラスでハワイ往復可能

 (4回行っても6.5万×4回=26万マイルとなり、5万マイル余る)

 

ビジネスクラスでハワイ往復にかかる費用(12月で試算)

⇒約25万円(サーチャージ等別途)

⇒4回行くと100万円

 

つまり上記の概算の例でみても、国際線特典航空券が抑えられればではありますが、SFC取得費用にあてるのではなく、SFCは自腹で取得し、その後に特典航空券で利用した方がトータルで50万円得することになるのです。

もちろん、ビジネスクラスでの搭乗は贅沢すぎるから考えていない、という方もいらっしゃるかと思いますが、エコノミークラスだとしても、上記ほど大きな差はないものの、トータルでみると安く抑えられるかもしれません。

 

◆まとめ

いかがでしたでしょうか。

経済性の観点から、スーパーフライヤーズカードを作成することは旅行好きの方にとってはメリットが大きいかと思いますが、初期費用を抑えることにスポットを当てすぎて、せっかく作ったスーパーフライヤーズカードで受けられる恩恵の1つである特典航空券の予約枠が増えるというメリットをないがしろにしてしまう(マイルを使い切ってしまう)のは本末転倒ではないかと思います。

ご自身にとって、せっかく貯めたマイルをどう使うことが一番有効なのか、先々も検討のうえ判断されることがもっとも納得感のある答えなのではないかと思いますので、私もよくよく考えて決断していきたいと思います。

 

以上

 

↓よろしければポチっと応援のほど、お願いいたします。

にほんブログ村 その他生活ブログへ
にほんブログ村